「論理的に話す力」が身につく本

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569615707
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

交渉、説得、議論……今あらゆる場面で論理的に話せるか否かが問われている。新鮮なテーマを題材に、豊富な事例研究で論理力を養う。

いま論理的思考力に対するビジネスマンのニーズが高まっている。その背景にあるのは、世の中のIT化とグローバル化である。ITの主役であるコンピュータはまさに論理そのものだし、グローバル化は外国人との交渉の機会を促進する。その時に要求されるのが論理的思考力である。

▼本書は二十年間にわたってディベートの指導にあたってきた著者が、その経験から論理的に話すための方法論を解説したものである。著者はいう。日本人が論理的に話すコツは、まず結論を先にいうこと、短文にすること、ちゃんとコトバを定義することなどであるという。

▼著者は、論理力の訓練にはディベートが最適であるという。しかし多くの人が勘違いしているのは、テーマ選びがことのほか重要であるということ。瑣末なテーマでは、コトバの遊びにしかならない。その意味で本書は、あえてタブーといわれているテーマを数多く採用している。

●第1章 何が、日本人から論理を奪ったか 
●第2章 論理的に話すための基本原則 
●第3章 あいまいな表現をやめること 
●第4章 コトバを定義する 
●第5章 カタカナ語に注意せよ 
●第6章 擬音語、擬態語は注意しよう 
●第7章 形容詞、形容動詞、副詞を警戒せよ 
●第8章 論理・論点のすり替えを見破ること 
●第9章 全肯定か全否定で表現すること 
●第10章 正しい前提で話すこと

内容説明

頭を鍛えなおして、説得・交渉・議論に強くなろう!豊富な「事例研究」でみるみる実力がアップする。

目次

第1章 何が、日本人から論理を奪ったか
第2章 論理的に話すための基本原則
第3章 あいまいな表現をやめること
第4章 コトバを定義する
第5章 カタカナ語に注意せよ
第6章 擬音語、擬態語は注意しよう
第7章 形容詞、形容動詞、副詞を警戒せよ
第8章 論理・論点のすり替えを見破ること
第9章 全肯定か全否定で表現すること
第10章 正しい前提で話すこと

著者等紹介

北岡俊明[キタオカトシアキ]
昭和18年徳島市生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。シンクタンク主任研究員を経て、現在、経営評論家、経営コンサルタントとして活躍中。(株)サイバーシンクタンク・ドットコム代表取締役、日本ディベート研究協会会長、亜細亜大学講師。専門は、経営・マーケティング戦略、ディベート方法論。方法論としてのディベートの権威
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なーちゃま

4
「日本人が論理的に話せない理由」や「話せないとどう悪いことがあるか」は分かりやすいんだけど、政治的主張があまりにも強すぎて内容が薄い。事例もいちいち政治的なものに絡めてくるので受け入れ難い。極めつけには、「昔は電車で口を開けて寝ている人はいなかった」みたいなマナーの変遷の部分に論理的思考を持ち出し、それこそ論理的な関連性を感じられない主張を展開しているので、筆者の主張自体の論理性にも疑問が湧いてくる。全くおすすめできない本。2024/06/28

RINO

3
図書館のイベントで無料で頂いた本。古いが分かりやすく話し方の基本が理解できる。あいまいにするところが日本の文化でもあるが、場合によっては非常に害になるということ。言葉の定義は大切だと改めて考えさせられた。2018/12/24

やま

1
著者の政治的主張が前に出過ぎて具体的な手法が少なくなっている。残念。2020/09/13

ひなぎく ゆうこ

1
論理的思考…とても憧れます。けれど、あいまいな会話に見え隠れする個性に、面白さを感じる部分もあるのです。2016/01/17

numainu

0
評価E2001/07/29

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