名医図解 免疫のしくみ

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569615196
  • NDC分類 491.8
  • Cコード C0077

出版社内容情報

免疫の世界は奥が深く、かつ、一般の人には分かりにくい。その「しくみ」と「はたらき」、「最新情報」を図解で平易に解説する入門書の決定版。

免疫の世界は、いま、生命科学の分野で最もドラマティックでエキサイティングな領域である。免疫系は、われわれ生物としての生存になくてはならない生体防御機能であるとともに、それが本来の制御を失ったときには、自己破壊も辞さないといった諸刃の刃でもあるのだ。

▼この免疫系によりもたらされる免疫力は、われわれが何億年という生物としての進化の過程で授かった生存のための知恵といえる。われわれが様々なウイルスや、がんなどの病気に打ち勝ちながら、健康で快適な毎日を過ごせるのは、「免疫力」のおかげといっても過言ではない。

▼このような、現代人の健康のカギを握るともいえる「免疫力」や、その世界を、一般の人にも理解できるよう、できるだけ分かりやすく解説したのが、本書である。

▼『免疫の意味論』などの著者として名高い免疫学の大御所、東大名誉教授・多田富雄免疫学を引き継ぐ気鋭の医師が最新免疫学について語った注目の一冊だ。

●第1章 免疫の担い手たち 
●第2章 免疫反応のしくみ 
●第3章 免疫の深みと広がり

内容説明

病気から人体を守る「神の知恵」。複雑で分かりにくい免疫反応のメカニズムを、徹底ビジュアル解説!エキサイティングでダイナミックな「免疫学」の世界がよく分かる、入門書の決定版。

目次

第1章 免疫の担い手たち―免疫系には、個性的で多彩なキャラクターがそろっています。(免疫細胞の生まれ方;HLA;胸腺とT細胞の成熟 ほか)
第2章 免疫反応のしくみ―そのとき、繊細でダイナミックなドラマが幕を開けます。(自然免疫と獲得免疫;細菌に対する免疫反応;ウイルスに対する免疫反応 ほか)
第3章 免疫の深みと広がり―免疫の世界を、もう一歩分け入ってみましょう。(「自己」とは何か;生物進化と免疫(生体防御)
母親と胎児の関係 ほか)

著者等紹介

安部良[アベリョウ]
1951年、東京生まれ。1979年、内科医として病院勤務後、東京大学大学院博士課程(免疫学)入学。多田富雄教授のもとで、T細胞による免疫応答の調節機構を研究する。1983年、東京大学医学部助手(免疫学教室)。1985年、米国国立衛生研究所、国立癌研究所のRichard Hodes博士のもとへ留学。T細胞活性化機構に関する研究に従事する。1988年、同研究所免疫部門専任研究員。1990年、米国国立海軍医学研究所免疫細胞生物学部門免疫部部長および米国国立防衛泰機(Uniformed Services University of the Health Science)医学部準教授(内科学)。1992年より、東京理科大学生命科学研究所免疫生物学研究部門教授。米国国立癌研究所客員研究員
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