出版社内容情報
押し寄せる欧米の情報と価値観に翻弄され良識を失いつつある日本人。本書はかつて判断の基準としていた常識の今日的意味を問いなおす。
いまの世の中、どこがおかしくなっているのか。IT・インターネット・グローバル化と次々に押し寄せる欧米の新しい情報と価値観。それは一面では自己利益をとことん追求する弱肉強食のマネー万能主義である。私たちはその大きな渦に巻き込まれ、本来この国にあった「良識」や「美徳」を失いつつあるのではないか。本書は世間一般の常識が方向性を失っている状況を、何とか是正せねばと警告する。それにはまず現状で「何かおかしい」と感じる一つ一つに徹底的にメスを入れ、大きな宇宙の中における小さな人間という視点からバランス感覚を駆使して考え、英知を手に入れることだと説く。
▼目次は、第1章「忙しい」のは美徳か、第2章「便利がよい」の落とし穴、第3章我が振り見て我が振り直せ、第4章 意欲があるから騙される、第5章分をわきまえ足るを知る、第6章金儲けは大人になって、第7章億光年的視野。エゴが幅を利かせる世に正しき道を歩むための原点43項。
●第1章 「忙しい」のは美徳か
●第2章 「便利がよい」の落とし穴
●第3章 我が振り見て我が振り直せ
●第4章 欲があるから騙される
●第5章 分をわきまえ足るを知る
●第6章 金儲けは大人になって
●第7章 億光年的視野
内容説明
「自分さえよければ」「お金がすべてだ」「不正はあたり前」エゴが幅を利かせる世の中、「正しき道」を歩め。
目次
第1章 「忙しい」のは美徳か
第2章 「便利がよい」の落とし穴
第3章 我が振り見て我が振り直せ
第4章 欲があるから騙される
第5章 分をわきまえ足るを知る
第6章 金儲けは大人になって
第7章 億光年的視野
著者等紹介
山崎武也[ヤマサキタケヤ]
昭和10年広島生まれ。昭和34年東京大学法学部卒業。現在、ビジネスコンサルタントとして活躍中。株式会社インタナショナル・アイ社長。フレッシュフィールズ外国法事務弁護士事務所などの国際関連業務に幅広く携わる一方、茶道裏千家などの文化面でも活躍している。主な著書に『一流の条件』三部作(日本能率協会、文庫版はPHP研究所)、『対人術』(日本経済新聞社)、『一流の作法』『超・成功哲学』『欧米流ビジネスの善と悪』(以上、PHP研究所)、『人間関係365の生き方』(三笠書房)などがある
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