出版社内容情報
子どもの学習スタイルを5つの要素から決定し、タイプごとに子どもが本来持っている学習意欲・能力を最大限に引き出すノウハウを紹介!
人にはそれぞれに個性があるように、学習法(ラーニングスタイル)も人それぞれ異なる。そのため、子どものラーニングスタイルが学校の教え方と一致しない親は、「どうして、うちの子どもは成績が悪いのだろう?」と悩みがちだ。また、親と子どものラーニングスタイルが違う場合、親が自分のラーニングスタイルを前提に子どもを評価しようとするため、「なぜ、こんな簡単なことができないの?」といった感情を抱いてしまいがちだ。
▼しかし、親が子どものラーニングスタイルを把握することで、子どもの個性を尊重している親の姿勢が言外に伝わる。また、ありのままを受け止めてもらえる子どもは、意欲的かつ自発的に学習するようになり、学校だけではなく人生においても成功を手に入れることができる。
▼本書は、人間の持つさまざまなラーニングスタイルを5つの要素から決定し、それぞれのスタイルにあった学習法、学習指導法を紹介する。
[第1部]子どもに寄り添う
●第1章 子どもは意欲的な学習者
●第2章 すべての子どもの成功
●第3章 CARESの原則
[第2部]「ラーニングスタイル・プロフィール」をやってみよう
●第4章 「ラーニングスタイル・プロフィール」を始めよう
●第5章 気質――世の中の人が自分をどう見るか
●第6章 才能――生まれながらの能力
●第7章 興味――見過ごすことは簡単
●第8章 様式――聴覚、視覚、運動感覚以上のもの
●第9章 環境――机や壁以外の要素
●第10章 すべてをまとめていく
●第11章 「ラーニングスタイル・プロフィール」の活用方法
[第3部]成功に導く
●第12章 FITTの指針
●第13章 先生と手を携える
●第14章 実生活に即した教育
内容説明
あなたの子どもは「表現・実行型」?それとも「発明型」?子どもの輝きを取り戻す新しい教育法。すべての子どもの学習意欲・能力を最大限に引き出すノウハウを一挙掲載。
目次
第1部 子どもに寄り添う(子どもは意欲的な学習者;すべての子どもの成功;CARESの原則)
第2部 「ラーニングスタイル・プロフィール」をやってみよう(「ラーニングスタイル・プロフィール」を始めよう;気質―世の中の人が自分をどう見るか;才能―生まれながらの能力 ほか)
第3部 成功に導く(FITTの指針;先生と手を携える;実生活に即した教育)
著者等紹介
ホドソン,ビクトリア・キンドル[Hodson,Victoria Kindle]
アメリカ西海岸北西部の出身。ウェスタン・ワシントン大学卒業。教育学の学士号、心理学の修士号を修得。教育コンサルタントとして教育プログラムの開発・指導、親と教師向けのワークショップの開催に25年以上携わる。さまざまなタイプの学習者のニーズに対応するかたわら、特別教育、育児、コミュニケーション能力開発、モンテッソーリ教育の経験を積み重ねるなど、30年以上にわたって、学習者としての子どもを新しい視点でとらえ続けている
ペルロ・ウィリス,マリアエマ[PelulloWillis,Mariaemma]
南カリフォルニアの出身。カリフォルニア州立大学ノースリッジ校で心理学を専攻。教育学の修士号とカリフォルニア州の普通教育および特別教育の教員資格を修得。教育プログラムの開発・指導、親と教師向けのワークショップの開催に20年以上携わる。学習障害を持つ子どものための私立学校で校長として11年間勤務。その後、南カリフォルニア各地の読み書きを教えるボランティアの育成、更正施設におけるラーニングサクセス手法の指導、成人向けのアセスメントと教育手法の開発に従事
伊東恵子[イトウケイコ]
京都府生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。訳書に『子どもが学校に行きたくなくなったときに読む本』(共訳、丸の内出版)がある
黒田ゆきよ[クロダユキヨ]
東京都生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒業。高校時代、米フロリダ州Haines City High School(ヘインズシティ・ハイスクール)へ留学・卒業。映像翻訳をメインに翻訳者として活動中
牧野美奈子[マキノミナコ]
東京都生まれ。慶応義塾大学文学部文学科英米文学専攻卒業。在香港日本総領事館日本語講座講師等を経て、翻訳活動に入る。訳書に『子どもが学校に行きたくなくなったときに読む本』(共訳、丸の内出版)がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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