出版社内容情報
これからの経済や金融は数学の知識がないと理解できない。グラフ、関数、確率など、中学レベルから始めるやりなおし基礎数学講座。
日本人の数学能力の低下が嘆かれている一方、ビジネスシーンではますます数学の能力が必要とされる状況になっている。金融工学しかり、デリバティブしかり、回帰分析しかりである。最近では経営工学という言葉も登場し、経営者といえども数学を知らないわけにはいかない状況も生まれている。
▼本書はそうしたビジネスマンの要求に応え、学校数学とビジネスの橋渡しの役目をはたすべく書かれた本である。といっても、本書は第一弾「基礎篇」として、もっぱら学校数学のやり直しに主眼が置かれている。中味は小学校の算数から大学以降の数学まで幅広いが、文科系出身者でも理解できるようわかりやすく解説されている。
▼学生時代に数学嫌いだった読者も、きっと本書を読めば「なんだ、そういうことだったのか」と初めて納得がいく場面があるはずである。豊富な練習問題がついて、自分の実力を確かめながら勉強できる。
●第1章 「算数」を復習する
●第2章 中学数学のトピックを取り上げる
●第3章 高校数学をマスターする
●第4章 高校数学をマスターする
●第5章 大学教養以降の数学を垣間見る
内容説明
この本は、ビジネスマンが小学校の算数から大学の教養レベルの数学までを復習あるいは再履修し、ビジネスマンとしての競争力をつけるためのものである。「ビジネスマンのための数学」という意味では、金融工学などかなり高度な知識が必要になる。その入門として、基礎的な部分だけを取り上げた。
目次
「算数」を復習する(分数;指算 ほか)
中学数学のトピックを取り上げる(連立一次方程式;円に関する問題 ほか)
高校数学をマスターする(確率と期待値;平均と分散 ほか)
大学教養以降の数学を垣間見る(パリティ;フラクタル ほか)
著者等紹介
石井至[イシイイタル]
1965年、北海道生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学系研究科修士課程修了。外資系金融機関勤務を経て、1997年、コンサルティング会社・石井兄弟社設立。不動産・知的所有権の証券化、IPOなどの金融ハイテクコンサルのほか、幼児・視覚障害者とのコミュニケーション教育に注力
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感想・レビュー
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