出版社内容情報
多感な10代は何を考え、親に何を求めているのか。難しいと決めつけがちな子育て期間を、もっと楽しく軽やかに超えるためのヒントを満載。
「十代」という響きから、何を連想するだろうか。親なら、「理解できない」「会話が成り立たない」「楽しく暮らすなんて無理だ」と思う人が多いかもしれない。確かに十代の子どもは最も多感で、難しい時期に差しかかっている。しかし、それでも楽しく過ごしている親子がいる。著者は、「十代の子どもと<いい関係>を作ることなどできない」と思っている親は、単にその方法を知らないだけだという。
▼米国人の著者は、二十年以上セラピストとして活躍し、「愛と笑いの子育て教室」を主催、全米の親たちから圧倒的な支持を得ている。多くの事例と、自身の子育て経験から、本書では十代特有の問題といかに向き合い、この時期の子育てを楽しみに変えるかを69項目にわたってアドバイスする。
▼十代の子どもと向き合う時期が、最も親自身を成長させてくれるはずだ、と著者は励ましてくれる。「早く子育てを終えたい」と思っている親は、ぜひ読みたい一冊だ。
[第1部]十代の子どもに「安らぎ」を与える方法
[第2部]十代の子どもと楽しく暮らす方法
[第3部]十代の子どもに自立をうながす方法
内容説明
あきらめないで!彼らはもっと愛されたいのです。多感期の子どもと「いい関係」をつくるための69項。
目次
第1部 十代の子どもに「安らぎ」を与える方法(たとえ大人のようにふるまっても十代の子どもはまだ未完成です;手に負えない矛盾した言動は、軽くかわしましょう;とるにたりない口げんかは親子の溝を深めます ほか)
第2部 十代の子どもと楽しく暮らす方法(13歳から19歳までのもっとも気難しい感情とどう向き合うか;聞き上手になれば、彼らとワクワクする会話を楽しめます;十代の子どもに、疑い深い質問は禁物です ほか)
第3部 十代の子どもに自立をうながす方法(たとえまちがった選択をしている時でさえ、心の底から彼らを信じましょう;十代に偏見を持つ前に、彼らの存在を無条件に愛してあげましょう;子どもたちにも尊敬を込めた態度で接しましょう ほか)
著者等紹介
フォード,ジュディ[Ford,Judy]
著者は福祉の修士号を持ち、米国で20年以上、セラピスト、人間関係のコンサルタントとして活躍し、広く講演活動を行っている。彼女がワシントン州で主催する「愛と笑いの子育て教室」は、子育てを喜びに変える具体的な実践法を紹介し、全米の悩み多い親たちから、圧倒的な支持を得ている。邦訳書に『子どもに「愛」と「笑い」をもたらす最高の方法』(PHP研究所)がある
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