私は私でありたい―永遠の18歳からのメッセージ

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  • サイズ B6判/ページ数 160,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569613109
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

  短い生涯の中で、自分の存在をこの世に刻み込むように数多くの詩を残した少女。死の直前まで書き続けた日記と感動的な詩をまとめる。  十九歳を目前に、一人の少女がガンでこの世を去った。高際美佐??彼女は中学時代から日記やノートに詩を綴っていた。本書は、彼女の天性の詩人としての資質に注目した歌人・田中章義が、遺された詩を集め、編みなおしたものである。「感謝します。神様に、すべての人々に」「未来に先走りをしない。今が大切なのだから」「今、私本当に本当に神様に感謝してる」「今は一人で考える。自分一人で考えてみる。大人になるために」。▼短い青春のひと時を駆け抜けた少女の、息遣い、体温まで感じさせるこれらの言葉には、触れると壊れてしまうガラスの宝物のような弱さ、あやうさが、一方で十代特有の強さ、やさしさが混在している。亡くなる前日、広げた両手を羽ばたかせながら「お母さん、いい気持ち。日本晴れだよ」と語った彼女の姿は、今まさに大空に飛び立たんとする鳥のようであったという。彼女と同世代の若者、またその両親に読んでいただきたい感動の記録。  ●16 sixteen ●bubble boy ●I'm sorry… ●いのち輝いて ●あとがき 美佐さんへの手紙

内容説明

「お母さん、いい気持ち。日本晴れだよ」急速に進行するガンが若い肉体を蝕む中、どんな痛み、苦しみにも絶望せず、周囲の人に生きる勇気を与え続けた少女。18歳でこの世を去るまでに彼女が遺した感動の記録。

目次

16 sixteen
bubble boy
I’m sorry…
いのち輝いて―94・5・30~94・9・17の記録

著者等紹介

高際美佐[タカキワミサ]
1975年9月27日生まれ。戸板学園女子高等学校卒業。1994年4月戸板学園女子短期大学被服科入学。1994年9月17日午前4時7分永眠。享年18歳
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