出版社内容情報
日本史上の大転換期、幕末維新。政治や文化、おなじみの幕末ヒーローの話まで、わかりやすい文章と写真で展開する、幕末維新史の決定版。 幕末維新史は日本史の中でも人気の高い時代といわれている。坂本龍馬や高杉晋作、新選組といったヒーローたちが多数現れ、その命を賭した行動は現代に生きる私たちを強くひきつける。▼が、一方で、幕末維新はそれまでの時代と違い、政治的に複雑でわかりにくくなっている。黒船来航、諸外国との条約、幕府を倒そうとする、いままでにない思想など、同じ江戸時代でも徳川幕府が強大な権力を誇り、支配の頂点にいた頃とはかなり異質なものとなっている。けれどそうした流れを把握できれば、幕末維新期の人物たちがより生き生きとしてくる。▼本書はそうした複雑な時代を専門的な書き方を避け、わかりやすく解説した好著。また、幕末には西洋から写真技術がもたらされたこともあり、多数の人数の人物写真が残っている。これをできるかぎり掲載したことで、より幕末が身近に節目に感じられる。▼幕末に詳しい人もそうでない人も気軽に読める一冊。 ●第1章 動乱の序曲 ●第2章 風雲の京洛 ●第3章 倒幕への道 ●第4章 戊辰戦争と新時代
内容説明
手に汁にぎる「激動の18年間」。時代背景と事件がスラスラ理解できる。
目次
第1章 動乱の序曲(黒船来航―アメリカはなぜ日本に開国を迫ったのか;揺らぐ徳川幕府―老中阿部正弘の対応は正しかったか ほか)
第2章 風雲の京洛(和宮降嫁―公武合体論とはどのようなものか;寺田屋事件―島津久光はなぜ藩士を上意討ちにしたのか ほか)
第3章 倒幕への道(功山寺挙兵―高杉晋作が見せた長州男児の肝っ玉とは;亀山社中―坂本龍馬らはなぜ薩摩に身を寄せたのか ほか)
第4章 戊辰戦争と新時代(鳥羽伏見の戦い―兵力にまさる旧幕府軍がなぜ敗れたのか;江戸開城―江戸を戦火から守った勝海舟の交渉術とは ほか)
感想・レビュー
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