出版社内容情報
2000年5月に資産流動化法と投信法が改正されて、不動産証券化がスタートした。そこで、リート、定期借家、サブリースをやさしく解説。 不動産の証券化が急速に拡大している。今年の5月に資産流動化法と投信法が改正され、不動産は流動産に変わったとさえいわれる。すでに2000年の証券発行額は、5320億円と昨年から倍増している。▼しかし、不動産証券化という言葉自体が、まだ一般には浸透していない。不動産の証券化とは、企業の保有する土地やビルを小口の証券にして投資家に販売することだが、今後ますますこの傾向は強まるだろう。▼そこで、この分野に関する法律的な解釈や用語の説明など、専門家に限られていたテーマを、金融機関や不動産関連企業に勤める一般ビジネスマンにもわかりやすく解説したのが本書である。最近新聞を賑わすリートやSPC、定期借家、サブリースなどが図説で理解できる。著者は、三菱地所にて長く活躍したのち、弁護士として独立し、特に不動産関係を得意とする。ビジネスマンだけでなく、不動産オーナーにもお奨めしたい。 ●第1章 不動産証券化の現在 ●第2章 不動産投資のファンド(リート) ●第3章 不動産証券化の仕組み ●第4章 定期借家 ●第5章 サブリース ●第6章 安定収入確保のための法的問題 ●第7章 これからの不動産証券化
内容説明
不動産証券化を広くとらえた上で、最新の法改正をふまえ、できるだけやさしく解説。
目次
第1章 不動産証券化の現在
第2章 不動産投資ファンド(リート)
第3章 不動産証券化の仕組み
第4章 定期借家
第5章 サブリース
第6章 安定収入確保のための法的問題
第7章 これからの不動産証券化
著者等紹介
渡辺晋[ワタナベススム]
1956年、東京都生まれ。’80年一橋大学法学部卒業。同年三菱地所入社。’85年三菱地所住宅販売出向。’89年司法試験合格。’90年三菱地所退社。’92年弁護士登録、現在朝日中央綜合法律事務所所属
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