出版社内容情報
経営不振に陥った企業にとって一縷の望みとなる民事再生法。その申立の仕方から手続の流れ、活用の注意点まで基本知識をカンタン解説。 平成不況が続くなか、取引先が倒産したり、受取手形が不渡りになったりと企業経営はさまざまなアクシデントに遭遇する。こうした資金繰りに不安がでたとき、あるいは今後の事業継続に自信が持てなくなったときには、選択肢の一つとして民事再生手続の利用を検討すべきだ。本書では、2000年4月より施行された民事再生法について、その概略から実際の手続の方法まで詳しく、かつわかりやすくQ&A形式で解説。倒産処理の基礎知識として、破産や会社更生、特別清算などについても紹介している。また、巻末付録として、手続を行う際に非常に役に立つ「再生手続の流れと書式の書き方・読み方」を掲載。さらに、取引先が民事再生手続を申立てた場合、債権者の側は再生手続にどう関与すればよいのかについても説明を加えている。法律知識はないけれども、実際に民事再生手続の申立人となるかもしれない会社や人々、そして債権者にとっても「読みやすい」一冊。 ●第1章 倒産処理の基本を押さえておこう ●第2章 民事再生法とは何か ●第3章 こんなときは再生手続を利用する ●第4章 民事再生手続で主要な役割を担う人々 ●第5章 簡易な再生手続のポイント ●第6章 再生計画案の作成から実行まで ●第7章 債権者は再生手続にどう関与するのか
内容説明
旧経営陣がそのまま再建にあたれる。支払手形の不渡りを回避できる。債務の弁済をいったん棚上げできる。つぶれる前に、再建にチャレンジ。
目次
第1章 倒産処理の基本を押さえておこう
第2章 民事再生法とは何か
第3章 こんなときは再生手続を利用する
第4章 民事再生手続で主要な役割を担う人々
第5章 簡易な再生手続のポイント
第6章 再生計画案の作成から実行まで
第7章 債権者は再生手続きにどう関与するのか
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