目からウロコの近現代史―「激動の時代」の真実を読み解く!

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569611907
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

出版社内容情報

  日本史の中でもわかりにくいとされる近現代史を、謎や新説、意外なエピソードを盛り込んで、わかりやすく展開! 近現代史の決定版!  日本史と一口に言っても、原始時代から現代まで、実に長い。中学・高校の授業で、そのすべてを学ぶのは不可能に近く、当然、最後に位置する近現代史はおざなりになることが多い。しかし、この近現代史にこそ、現代人が学ぶべき要素がたくさんつまっているのだ。▼私たちは、歴史的事件の顛末や真相を知ることで、将来起こりうるかもしれない同じような事件を回避することができるのだ。それは縄文時代よりも平安時代、平安より江戸、江戸より明治、大正時代にこそその要素は含まれる。歴史は繰り返されるとよくいうが、その繰り返しのなかで、最悪を免れ、よりよい結果を得るためにも、近現代史の知識は必要なのだ。▼本書は、西南戦争から第二次世界大戦の高度成長期までを平易な文章と図版で展開する。近現代史は複雑で難しいと敬遠する人も多い。そうした苦手な人にこそ読んでほしい本。日本の近代化の歩みが、この一冊でよくわかる!  [第1章]近代国家への第一歩 明治時代前期 ●なぜ西郷隆盛は明治十年まで反乱を待ったか ●西南戦争は、どのように戦われていったのか 他 [第2章]暗黒時代の足音 明治時代後期 ●強引に日清戦争が開始された事情とは? ●産業革命の成功には、女性たちの過酷な労働があった? 他 [第3章]自由への渇望 大正時代 ●大正政変とはどのような事件だったのか ●なぜ第一次世界大戦が日本で成金を生んだのだろう 他 [第4章]民主主義の胎動 ●なぜ農村の娘たちは身売りされてしまったのか ●なぜ関東軍は暴走して満州事変を勃発させたのか 他

内容説明

この100年ほど日本の歴史が劇的であった時代はない!歴史的な事件の真実を知ることで、将来予測されるであろう同じ失敗を回避できる力が備わります。

目次

第1章 近代国家への第一歩―明治時代前期(西南戦争の発端―なぜ西郷隆盛は明治十年まで反乱を待ったのか;西南戦争の経過と結果―西南戦争は、どのように戦われていったのか ほか)
第2章 暗黒時代の足音―明治時代後期(日清戦争開戦―強引に日清戦争が開始された事情とは?;女性たちの労働生活―産業革命の成功には、女性たちの過酷な労働があった? ほか)
第3章 自由への渇望―大正時代(門閥政治の実態―大正政変とはどのような事件だったのか;大戦景気の中の日本―なぜ第一次世界大戦が日本で成金を生んだのだろう ほか)
第4章 民主主義の胎動―昭和時代(農村大不況下の悲劇―なぜ農村の娘たちは身売りされてしまったのか;満州事変の発端―なぜ関東軍は暴走して満州事変を勃発させたのか ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)

2
このお方の歴史認識、私にとっては「ほどよい」感じ。あと、私は皇室を敬うタイプの人間ではなく、天皇は「なんか雛壇に飾ってあるよーな人」くらいの感覚なのだが、考えてみれば当たり前なんだけど、彼らもまた、熱い血を持つ人間なのだなー、と。2013/06/11

うゑしま

0
読みやすいわりに砕けすぎたところもなく、なかなか楽しめました。この時代の描写にあたっては切り離せない「歴史認識」についても、ヘンな偏りもなく疲れないし。2013/09/08

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