出版社内容情報
時代の変革期の真っ只中にある日本だからこそ、ビジネスチャンスの芽は無数にある。その見つけ方・育て方を、起業家の事例に学ぶ一冊。 バブル崩壊以降、日本経済は停滞期にある。しかし、まったく停滞していたわけではない。規制緩和の波に乗って、さまざまなニュービジネスが誕生し、IT関連のベンチャービジネスが誕生している。また、大手町・丸の内に本社を置く大企業の多くが不況に苦しんでいるのと対照的に、学生や若手ビジネスマンの間では、ちょっとした「起業ブーム」が訪れている。サラリーマンになっても行き先が見えない。であれば自ら事業を興したほうが楽しい、というのが彼らの論理だ。▼本書は心のどこかに「起業したい」という気持ちを持った人たちを対象に、起業家として成功した12人の経営者のエッセンスを、自らも自社の株式公開を目指している著者・秋元康氏が搾り出している。起業家として成功するには、どのような発想・視点が必要なのか、ビジネスチャンスをどのようにして創り出せばよいのか??新しいビジネスにチャレンジするためのノウハウが満載の一冊である。 ［リポート1］規制を逆手にとれ！ ●強い相手にぶつかったほうが、勉強になるし何となく楽しい ●商品を売る前に会社のビジョンを売り込む ●FC事業の成否を決めるのは「店長力」と「理念の共有」 ［リポート2］素人発想を生かす ●企業の「優位性」はもちろん、個人も「優位性」を見失うな ●「自分らしさ」にこだわり「好き」なことだけやってきた ［リポート6］お客様のわがままをビジネスにする ●「料理は愛情」「安全」「安心」、この基本を命がけで守る ●徒弟制度の美容界を「ヘア・ビジネス」に変える ［リポート4］商売をメディアにする ●消費者のほうがレベルが上、そのはるか下に政治がある ●時代の「旬」を追いかけつつ、新しい生活文化を提案したい ［リポート5］夢を食い、膨らませる ●イマジネーションを磨いて、21世紀のディズニーを目指せ ●「とらわれない」「こだわらない」「惑わされない」 ●全日本チーム製のCGでハリウッドにひと泡吹かせたい
内容説明
エイチ・アイ・エス、ビームス、マツモトキヨシ、和民…起業家１２人の「成功の法則」はこれだ―。
目次
リポート１ 規制を逆手にとれ！（強い相手にぶつかったほうが、勉強になるし何となく楽しい―沢田秀雄（（株）エイチ・アイ・エス代表取締役社長）
商品を売る前に会社のビジョンを売り込む―大久保秀夫（（株）フォーバル代表取締役社長） ほか）
リポート２ 素人発想を生かす（企業の「優位性」はもちろん、個人も「優位性」を見失うな―藤村哲哉（（株）ギャガ・コミュニケーションズ代表取締役社長）
「自分らしさ」にこだわり「好き」なことだけやってきた―大島康広（（株）プラザクリエイト代表取締役社長））
リポート３ お客様のわがままをビジネスにする（「料理は愛情」「安全」「安心」、この基本を命がけで守る―渡辺美樹（ワタミフードサービス（株）代表取締役社長）
徒弟制度の美容界を「ヘア・ビジネス」に変える―田谷哲哉（（株）田谷代表取締役社長））
リポート４ 商売をメディアにする（消費者のほうがレベルが上、そのはるか下に政治がある―松本和那（（株）マツモトキヨシ代表取締役社長）
時代の「旬」を追いかけつつ、新しい生活文化を提案したい―設楽洋（（株）ビームス代表取締役社長））
リポート５ 夢を食い、膨らませる（イマジネーションを磨いて、２１世紀のディズニーを目指せ―鈴木尚（（株）デジキューブ代表取締役会長兼ＣＥＯ）
「とらわれない」「こだわらない」「惑わされない」―南部靖之（（株）パソナ代表取締役社長） ほか）
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黑猫
