出版社内容情報
子供の「口答え」を放っておくと、豊かな親子関係が築けない??全米で大きな反響を呼んだ子育て論。目からうろこの育児ノウハウ。 子供の「口ごたえ」に手を焼いた経験があるという親は多いはず。そんな時、どう対処しましたか? 本書では、「子供が口ごたえしたときに親がどう対処するか」がその子の将来に大きな影響を及ぼす、というから聞き捨てならない。▼執筆者は、教師として子供の「口ごたえ」に長年悩まされてきた一人の母親と、親たちに育児指導をするカウンセラーとして、「口ごたえ」に悩む数多くの親を見てきた心理学者。そこで、二人の経験を生かし、またアドラー心理学の考え方をもとに、口ごたえに対処する四段階プログラムを開発。それは、以下の手順を踏む。(ステップ1)口ごたえの認識。(ステップ2)罰の選択。(ステップ3)罰の実行。(ステップ4)抵抗の無視。その内容の詳細と、絶大な成果を事例豊富に紹介している。▼本書は、アメリカで発売されると同時に大きな反響を呼び、ベストセラーとなった書。子供の「口ごたえ」に悩む親が多いのは、日米共通ということか。 [第一部]口ごたえについて考えよう ●子供は“居場所”を求めている ●口ごたえに対処する四段階プログラム ●親がぶつかる一番大きな“壁” [第二部]口ごたえと上手につきあう法<実践編> ●四段階プログラムを実行する ●ワークブックを作ろう ●周囲の大人たちへの対応策 ●母子家庭・父子家庭における口ごたえ ●共働き家庭における口ごたえ ●口ごたえする子供の友達への対処法 ●メディアの影響力 ●大学生の子供の口ごたえへの対処法 ●成人した子供の口ごたえへの対処法 ●子育てグループを作ろう ●口ごたえについてのQ&A
内容説明
ゲームを取り上げると泣きわめく子、親をばかにしたような口をきく子、周囲を巻き込んで授業を妨害する子など、アドラー心理学が教える“困った子”への対処法。
目次
第1部 口ごたえについて考えよう(子供は“居場所”を求めている;口ごたえに対処する四段階プログラム;親がぶつかる一番大きな“壁”)
第2部 口ごたえと上手につきあう法―実践編(四段階プログラムを実行する;ワークブックを作ろう;周囲の大人たちへの対応策;母子家庭・父子家庭における口ごたえ ほか)
著者等紹介
クラウダー,キャロリン[Crowder,Carolyn]
心理学者。親たちに育児指導をしている。カウンセラーとして数多くの親子に接し、しつけの問題、とくに「口ごたえ」の問題に関心を持つようになる。アメリカのアリゾナ州在住
リッカー,オードリー[Ricker,Audrey]
教師として、小学校の生徒から大学の学生まで教えた経験をもとに、子供の「口ごたえ」の問題について考えるようになる。一児の母。アメリカのアリゾナ州在住
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