出版社内容情報
日露戦争から湾岸戦争まで、20世紀を代表する戦争を辿りながらその特色を明らかにし、21世紀の戦争がどうなるかを探る。 20世紀は戦争の世紀と呼ばれるが、本書は、元・作戦幕僚が、作戦手法とデータを用いて、日露戦争から湾岸戦争まで、今世紀の主要な戦争を取り上げ、21世紀の戦争がどんな傾向になるかを述べたものである。本書では、今世紀の戦争を、大陸勢力と海洋勢力との戦い、人種差別に対する戦い、政治理念の戦い(自由<民主主義>と平等<社会主義・独裁主義>との戦い)といった具合に、極めて広い視野で今世紀の戦争をとらえる。そして、「奇襲というものは奇襲を受けたほうが恥じるべきものという考えは世界の軍人の常識」といった考えなど、作戦のプロである著者ならではの興味深い話がたくさんある。▼項目としては、「20世紀の大会議」「アレクセーエフとクロパトキン」「破れた大風呂敷」「セダンの突破」「エァ・ランド・バトル」「ベトナム戦争の教訓」など、実に幅広い。▼世界的な視野で20世紀の戦争の本質に迫った力作! ●第1章 日露戦争 ●第2章 第一次世界大戦:機動戦 ●第3章 第一次世界大戦:長期戦 ●第4章 両大戦の谷間 ●第5章 第二次世界大戦:枢軸軍の攻勢 ●第6章:第二次世界大戦:連合軍の反攻 ●第7章 冷戦 ●第8章 ポスト冷戦
内容説明
大陸勢力と海洋勢力との興亡100年史。元・作戦幕僚が作戦手法とデータで捉えた戦争の本質。
目次
日露戦争
第一次世界大戦(機動戦;長期戦)
両大戦の谷間
第二次世界大戦(枢軸軍の攻勢;連合軍の反攻)
冷戦
ポスト冷戦
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- 和書
- 会社財務制度の史的展開