出版社内容情報
誤ったまま使われている言葉、意味を取り違えている諺、誤用が認められつつある表現など、日本語の乱れや揺れについて数多くの例を掲載。 普段よく使われる身近な日本語だから、かえって間違った使い方をしていても気づきにくい、ということはないだろうか。例えば、「なおざり」と「おざなり」。使い方の違いを改めて聞かれると、意外にむずかしい。本書はそんな間違いやすい例を数多く取り上げ、自分の言葉の使い方をチェックするための本である。▼内容は以下の5つのブロックに分けている。[1]知っているつもりの勘違い用法(おっとり刀、世間ずれ、王道など) [2]どこかおかしいゾこの言い回し(怒り心頭に達する、的を得る、幸先が悪い、汚名を挽回する、古式豊かになど) [3]意外とあなどれない故事・ことわざ(酒池肉林、情けは人のためならず、一姫二太郎、弱冠など) [4]やっぱり大事な表記・文法(喝を入れる、足蹴りにする、ご他聞に漏れず、遮二無二など) [5]揺れる日本語、どこへゆく(生きざま、気がおけない人、ゲキを飛ばすなど)。日本語に関心がある人、再点検したい人向けの読み物。 [1]知っているつもりの勘違い用法??身近なことばの落とし穴 [2]どこかおかしいゾ この言い回し??思い込みにはご用心 [3]意外とあなどれない故事・ことわざ??正しく使えて当たり前 [4]やっぱり大事な表記・文法??日本語使いの達人を目指せ [5]揺れる日本語、どこへゆく??誤用通れば道理は引っ込む?
内容説明
「日本語、大丈夫?」“なおざり”と“おざなり”の使い分け方は?“みえを張る”の“みえ”は「見栄」それとも「見得」?身近な言葉の使い方をこの一冊で徹底チェック。
目次
1 知ってるつもりの勘違い用法―身近なことばの落とし穴(似たよなことばにまどわされ…;使い方にもTPO ほか)
2 どこかおかしいゾこの言い回し―思い込みにはご用心(受けることばがヘン;上と下とがミスマッチ ほか)
3 意外とあなどれない故事・ことわざ―正しく使えて当たり前(アリの入り込むすきまもない;一姫二太郎 ほか)
4 やっぱり大事な表記・文法―日本語使いの達人を目指せ(悪どい;味あわされる ほか)
5 揺れる日本語、どこへゆく―誤用通れば道理は引っ込む?(足を洗う;あっけらかん ほか)