カルロス・ゴーンは日産を変えるか

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カルロス・ゴーンは日産を変えるか

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569609379
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0034

出版社内容情報

  二万一千人の人員削減を含む「リバイバルプラン」で世間に衝撃を与えた日産自動車。着々と進む改革の実相と再建へのビジョンを追う。  西暦2000年三月期。日産自動車は5900億円の連結赤字となることが決まった。日産単独では赤字幅はさらに拡大して7300億円まで膨れ上がるという。▼ルノーからの資本注入がなかったら、日産はいまごろ倒産していたかもしれない。少なくとも株価は暴落し、マーケットからは容赦のない退場勧告を受けていたに違いない。名門は、なぜここまで凋落したのか。▼果たして99年10月18日、日産の最高執行責任者であるカルロス・ゴーン氏は、同社再建のためリバイバルプランを公表した。五工場の閉鎖、21000人の人員削減など、その内容は過酷である。しかし、日産は少なくとも再スタートへのチャンスだけは得た。ここ数年、座して死を待つことしかできずに姿を消していった金融機間とは比べ物にならない。▼ゴーン革命で日産は生まれ変わるか。また、再建へのビジョンとは??、過去と決別し、新たな会社に生まれ変わろうとする名門の壮大な実験を追う。  ●第1章 ゴーン改革が始まった ●第2章 名門はなぜ凋落したか ●第3章 「リバイバルプラン」??そして「再建」へ ●第4章 「日産の選択」が投げかけるメッセージ

目次

第1章 ゴーン改革が始まった(座して死を待つことをしなかった日産;緻密に練り上げられた合理化政策;目標達成期限を宣言したことの意味 ほか)
第2章 名門はなぜ凋落したか(「リバイバルプラン」の背景;生産優先のツケ;地に堕ちたブランド・アイデンティティ ほか)
第3章 「リバイバルプラン」―そして「再建」へ(解決策は常に社内にある;ブランド力不足の解消;「三年間で20%」の購買コスト削減目標 ほか)
第4章 「日産の選択」が投げかけるメッセージ(良いリストラ、悪いリストラ;企業経営は経営のプロにまかせるべき;プロの経営者として不可欠なスキルとはなにか ほか)

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