出版社内容情報
歪んだ歴史観に基づいて自国を卑下する構造にピリオドを打つときが来た! 最新の情報と斬新な視点で「胸を張って語れる」古代史を説く。 『国民の歴史』の西尾幹二氏が絶賛! 「高森明勅氏は、主張を持つ歴史家であり、しかも決して実証を踏み外さない歴史家である。堅実と勇気、沈着と明察をそなえた、スケールの大きい希有な新しい歴史家の登場である。(推薦の言葉より)」 話題の俊英が、最新の研究成果をもとに、日本の成り立ちを独自の視点から描き出した壮大な歴史随想。 内容は「古代史の最前線が指し示すもの」「天皇はどこから来たのか」「自前の年号を使いつづけたのは日本だけ」「最古の古典『万葉集』『日本書紀』の謎を解く」等。日本を考える上で基本となる事でありながら放置されていたテーマに光を当てている。 今、日本が直面している目を覆うような混乱、堕落、腐敗による困難を何とか突破し、乗り越えなくてはならない。そのためには何といっても、まず自国の歴史、先人の苦悶の歩みを、範とするのが順序である。本書はその意味でもこれからの日本を考える糧となる書である。 ●第1章 「日出ずる国」の成りたち ●第2章 最古の古典の謎を解く ●第3章 神話と歴史と民族最大の祭典 ●第4章 君が代は千代に八千代に ●第5章 現代日本は本当に国家なのか?
内容説明
本書では、日本を考える場合の基本となる事柄でありながら、これまで深く注目されないまま放置されて来たテーマを、いくつか取り上げて、著者なりの角度から光を当てています。
目次
第1章 「日出ずる国」の成りたち
第2章 最古の古典の謎を解く
第3章 神話と歴史と民族最大の祭典
第4章 君が代は千代に八千代に
第5章 現代日本は本当に国家なのか?