出版社内容情報
老いる自分もまた味がある。人との交わり、日々の生業。人生後半の生き方とは? 文豪の素顔を綴る写真とともに味わう珠玉のエッセイ! 何ひとつ人生に無駄なものは、なかったような気がする。年をとるのも悪くない。珠玉の文章と未公開写真で綴る、人生の達人??夕映えの愉しみとは? 『沈黙』『海と毒薬』そして『深い河』。名作を残した遠藤周作。その一方で狐狸庵先生として多くの人と交わり、遊び、そして語った。本書は、文豪晩年の素顔を貴重な写真100枚とともに味わうフォトエッセイ。遠藤流の言い方を真似するならばそれは「夕映えの輝き」だ。人生を愉しむチャンネルは多くもつほどいい??と自らかかげたスローガン通り、これほど多角的に人生を彩ったぶつはいない。 忽然して死ねない人よ。それでいいではありませんか。「この道ひとすじ」の生き方が真面目と思われているために、なんと多くの人間がおのれの可能性を犠牲にしていることだろう。 他界して三年。今日でも、世代を越えて心にしみわたる名言。老いていくことの哀楽、生きるということの極意を気づかせてくれる書。 ●老いの愉しみ ●老いてや遊べ ●傍役、主役 ●老いの味わい ●ついのかたち
内容説明
著者晩年の写真とエッセイ。還暦を迎えるころから七十歳を過ぎて最後の闘病生活に入るまでのほぼ十年間における「遠藤流・夕映えの愉しみ」。
目次
老いの愉しみ
老いてや遊べ
傍役、主役
老いの味わい
ついのかたち
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- 和書
- ムーミンママのお料理の本