日本を愉しむ暮し方

日本を愉しむ暮し方

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569606989
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  天ぷらは日本固有の食べ物ではない! 日本人が洋服に馴染んだのは二度の大戦で着物が焼けてしまったから等、日本の暮しの起源を探る。  かつて日本の衣食住に普通にあった事物も、昨今われわれの記憶の底にだんだん沈んで忘れ去られようとしているものがある。戦前、大都会では夜になるとチャルメラの物悲しい笛の音を響かせ屋台を引いた支那ソバ屋が風物になっていた。ところが戦後、中国から引き揚げてきた復員兵たちがそれぞれに見覚えたラーメンをもたらした。 中国の味とはかなり違う、日本人好みの味に変わっていった。 明治初年、千年以上も獣肉を食べなかった日本人に“牛鍋”ブームがやってきた。牛鍋はいろんな変遷を遂げ、“すき焼き”となって日本人に愛されている。 また東日本と西日本では食生活がどうして違うのか。 ●どうしてお正月は冬の時期なのか ●ビール瓶の大きさは、なぜ同じか ●学生服のデザインはどこからきたのか ●江戸時代にスポーツはあったのか ●日本人はいつから散歩するようになったのか ●修学旅行はいつから始まったのか……忘れ去られてはならない、いま甦る、この国のすてきな郷愁。  [第1章]食の愉しみ ●戦争がもたらした“美味しいもの” ●南蛮人がもたらした御馳走 ●楽しい食卓 ●明治のベストセラー『食道楽』 ●日本の食糧事情 ●二千年の歴史を刻む“食の代表” [第2章]“しきたり”の知恵 ●クリスマスとお正月 ●日本のクリスマス、西洋のクリスマス ●お正月の決まりごと ●“干支”のお話 ●このごろ、日本の結婚式は…… [第3章]生活のたしなみ ●右手と左手のルール ●自分をより際立たせるために ●生活尺 ●生活の中の黄金分割 [第4章]お洒落の起源 ●洋服の起源 ●茶店と喫茶店 ●江戸時代にはなかった深呼吸 ●江戸時代にスポーツはあったのか ●異文化取捨選択 ●律儀で几帳面な人々

内容説明

東京人がこよなく愛した牛鍋。和服と編み上げ靴に、山高帽のハイカラ旦那。いま甦る、この国のすてきな郷愁。

目次

第1章 食の愉しみ(戦争がもたらした“美味しいもの”;南蛮人がもたらした御馳走 ほか)
第2章 “しきたり”の知恵(クリスマスとお正月;日本のクリスマス、西洋のクリスマス ほか)
第3章 生活のたしなみ(右手と左手のルール;自分をより際立たせるために ほか)
第4章 お洒落の起源(洋服の起源;茶店と喫茶店 ほか)

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