出版社内容情報
ホテル業一筋に生き、徹底的に“サービスとは何か”を追求してきた著者。不況の時こそ読んでおきたい、人の心を捉える接客業の心得。 タイトルの言葉は、ホテル業一筋に生きてきた著者の「サービス哲学」を言い表したもの。価値観が多様化し、お客さまのニーズも多様化した現代においては、お客さまに「心から」満足していただくには、サービスを提供する側にも、マニュアルから脱皮した「心のこもった」対応が必要だと力説する。 著者は山の上ホテルに入社、そこでホテルマンとしての基礎をたたき込まれた後、ホテルオークラの創業にかかわった。以来、オークラの名ホテルマンとして数々のイベントを企画・定着させてきた。今や当たり前のように行なわれているホテルでの「法宴」「お別れ会」も、多くの反対を乗り越え、やっと実現にこぎつけたものの一つである。 本書では自らの個人的な体験にふれながら、いかにしてホテルマンとしての信念を築き、「真のサービス」を追及してきたかを語る。その豊かな経験から生まれた言葉は、私たちに「原点」に戻ることの大切さを教えてくれる。 ●プロローグ ビジネスはすべて「人間業」 ●第1部 ビジネスの基礎を教えてくれた師 ●第2部 仕事の基本、生活の基本 ●第3部 「ヒューマンネットワーキング」のつくり方 ●エピローグ 消費者の「心」を読むビジネス
内容説明
わがままなお客さまの笑顔が見たい。ホテルオークラで磨き上げた、究極の接客術。すべてのビジネスマンに読んでほしい一冊。
目次
プロローグ ビジネスはすべて「人間業」
第1部 ビジネスの基礎を教えてくれた師
第2部 仕事の基本、生活の基本
第3部 「ヒューマンネットワーキング」のつくり方
「もの」から「こと」へ―時代のキーフレーズ
エピローグ 消費者の「心」を読むビジネス