出版社内容情報
すべての信仰の根源には人と神との「狂気」がひそんでいる。そこを乗り越えることなく真の「救い」はない。気鋭の宗教学者の話題作。 禅の修行者は、疑団、禅病、魔境など幾つかの精神的危機を経て、<悟り>という覚醒に到るという。また、エホバやアッラーなど一神教の神は、しばしば人智を超えた破壊性や冷酷さを露にし、人間を恐怖に陥れ、服従させる。 人と神との出会いの確信にあるのは、無意識の闇から突き上げるマグマたる<狂い>であり、それを受容し律することなくして、<救い>が訪れることはないと、著者はいう。本書では古今東西の宗教体験にみる人と神との<狂い>の姿を、豊富なエピソードを交えてリアルに描き、人間の尊厳ある生き方を探る。 本書の目次は以下の通り。 ●第1章 狂わなければ救われない ●第2章 <狂い>に酔う人々 ●第3章 神々も狂っていた ●第4章 <救い>の光が差してくるとき ●第5章 人間の尊厳の在りか。 若き日の禅寺での修行、アメリカの神学校でのキリスト教の勉強という、ユニークな宗教遍歴を経た著者が、深い確信をもって魂の本質に迫る。 ●第1章 狂わなければ救われない ●第2章 <狂い>に酔う人々 ●第3章 神々も狂っていた ●第4章 <救い>の光が差してくるとき ●第5章 人間の尊厳の在りか



