出版社内容情報
デフレーションこそ、90年代日本経済の長期低迷の真因である。このデフレから、いつ、いかにして脱却できるのかを、大胆予測する! 90年代日本経済の「長期不況」は、胃潰瘍のような「一般不況」ではなく、胃ガンのような「特殊不況」を病根とするものである。その病根とは「デフレ」である。デフレは戦後日本でも外国でも初めての現象ゆえに、誰も90年代の日本経済の病根がデフレと特定できなかったし、いまだにデフレとの認識の弱さが目につく。 本書では、90年代の平成不況を「10年デフレ」ととらえ、その原因ならびにデフレからの脱却の可能性を図解で平易に解説したものである。本書は、一般読者や学生を対象にした「新・日本経済入門」とも言える。 全体は、●平成不況の正体 ●新型デフレの時代 ●グローバル・デフレの奔流 ●日本経済危機の根本 ●経済政策はこれでよいか ●経営者はいま何をなすべきか ●生活者はいかに生き抜くか ●この不況はいつ終わるか、の8章からなる。 不況の真因と不況脱出への経済のメカニズムがよくわかる一冊。
内容説明
これが日本経済再生の道筋だ!現在の不況の真因と言われるデフレの本質とそのメカニズムをとらえ、政府、企業、生活者それぞれが今、何をすべきかを解説する。
目次
第1章 平成不況の正体
第2章 新型デフレの時代
第3章 グローバル・デフレの奔流
第4章 日本経済危機の根本
第5章 経済政策はこれでよいか
第6章 経営者はいま何をなすべきか
第7章 生活者はいかに生き抜くか
第8章 この不況はいつ終わるか
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