出版社内容情報
四国遍路、アウシュビッツ、フィンドホーン……。著者が自らの足でたずね歩いた旅路は、自分探し・魂を磨く旅であった。感動の紀行エッセイ。 四国遍路、イスラエル、アウシュビッツなど、巡礼の旅で聞こえた内なる神の声とは。本書は、感動のエピソード満載の紀行エッセイである。 著者は十数年前、脳梗塞に襲われたが、奇跡的な生還を果たした。その御礼の意味もあり、昨夏、四国遍路の旅へ出た。そこでは、百円玉二枚のお接待をはじめ、数々の神との出会いがあった。 また、内観の実践や、中村天風氏が修行されたネパール・ゴルケ村への旅、魂を癒す里、フィンドホーンへの旅などを通して、生かされていることの価値に目覚める。それぞれ皆、人生の課題はちがう。そのことがわかると人を羨んだりすることはなくなる、と著者は語る。 一隅を照そうと自分の仕事に打ち込んでいる人は輝いている。輝いている人は、必ず大きな舞台での仕事が任されるようになる。不思議に導かれて、天命と思える仕事に就くようになるのだ。 いかなる境遇でも「私に何ができるか」を考えることこそ、人生を輝かす秘訣なのである。
内容説明
いかなる境遇でも、「私に何ができるか」を考えよう。内なる神の声が聞こえる感涙の紀行エッセイ。
目次
プロローグ 人は何によって輝くのか
第1章 四国遍路は内面の旅路だった―魂にささやきかける声
第2章 根雪が解けて、水がぬるむと…―過去へのこだわりを捨てる旅
第3章 絶望を超えてつかむ希望―アウシュビッツからイスラエルへの旅
第4章 神々の住処への旅―ヒマラヤ、そしてフィンドホーン
エピローグ 人生の主人公になる