出版社内容情報
閉塞状況の今、ビジネスの活路をどこに見出すか。産業構造の概念を転換し、そこから見えてくる「意外な」ビジネスチャンスを一挙公開。 今の日本は閉塞状況にある。この状況を乗り切る新しいビジネスの分野はどこにあるのだろうか。 本書では産業に対する考え方そのものを転換し、そこから見えてくる新しいビジネス・チャンスを具体的に紹介する。 日本はすでに成長構造ではなくなり、一極集中から多極分散構造になるなど、大きな構造変化の中にある。従来の第一次、第二次、第三次といった産業分類は実情に合わなくなっている。そこで、環境保全、資源循環,生活維持、情報活用、次代開拓、といった新しい五つの産業概念を提唱する。そこから「都会の孤独な人に向けた人工ペット」「捨てられていた石が魚焼き器に、海水が化粧水に」「氷で建物を冷やすエコ・アイス」「マイクロソフトを脅かす仮想組織リナックス」「水と空気が高く売れる」「遺跡復活ビジネス」など目からウロコの新ビジネスが見えてくる。 サバイバル時代を生き抜き、今後の長期的な発展も見込める実践的アイデアが満載。
内容説明
サバイバル時代を生き抜く実践的アイデア。
目次
プロローグ 産業再編構想
第1章 環境保全産業―“社会活動”として生まれかわる農林業
第2章 資源循環産業―大量生産・廃棄社会からの転換
第3章 生活支援産業―多様で高度な豊かさの追求
第4章 情報活用産業―「小」組織の活力が創る「大」ビジネス
第5章 資代開拓産業―伝統力と先端力を武器に拓く未来
エピローグ 表の経済・裏の経済