出版社内容情報
世界中を巻き込んで進む金融の大変革。複雑で分かりにくいそのしくみから、日本と世界の最新の動きまで、ポイントをやさしく徹底解説。 金融は“経済を動かす潤滑油”といわれ、長年、一国の経済あるいは世界経済の中で脇役を務めてきました。しかしここに来て、金融の世界に大きな変革の波が押し寄せ、ついに主役を担うようになってきました。本書は、いま世界と日本で刻々と進行している金融の大変革を踏まえ、金融の基本のしくみから最新の動向までを、わかりやすく一冊にまとめたものです。 まずプロローグでは、ユーロ、ヘッジファンド、グローバル資本主義など、7つの最新キーワードを解説。 そして、10のテーマ、●金融とは何か ●金融行政の主役たち ●いろいろな金融機関の役割 ●金融の心臓部・市場のしくみ ●金利のメカニズム ●企業金融の実態 ●私たちの生活と金融 ●国際マネー戦争の舞台裏 ●金融システム再生へのシナリオ ●金融史から学ぶ、に従って、金融の諸問題がスッキリ理解できるようになっています。 複雑な金融のしくみをわかりたい人に格好の入門書です。
内容説明
本書は、金融のしくみを基本から学ぶとともに、日本と世界の金融の最新情報を身につけることができるようになっています。また、前から順番に読めば「金融の入門書」として、関心がある章を選んで読めば「金融事典」として、そして巻末の索引を使えば「金融用語事典」として活用することができます。いずれにせよ、少々、欲張りすぎたかなと思えるほど盛りだくさんな内容になっていますから、この一冊でかなりの金融通=経済通になれるはずです。しかも、専門用語もできるだけわかりやすい言葉で、噛みほぐすように説明していますので、ビジネスマンはもとより、学生さん、主婦の方などにもお役に立てるのではないかと思います。
目次
金融の現在を読む7つのキーワード
A 金融とは何か
B 金融行政の主役たち
C いろいろな金融機関の役割
D 金融の心臓部・市場のしくみ
E 金利のメカニズム
F 企業金融の実態
G 私たちの生活と金融
H 国際マネー戦争の舞台裏
I 金融システム再生へのシナリオ
J 金融史から学ぶ