出版社内容情報
喫煙者の60%が「いつかはやめたい」と思っている??。あなたはニコチン依存から脱出できるか? 5日間で実践できる禁煙法に、いざ挑戦。 現在、日本人の喫煙者は約3300万人。そのうち、約60%が「いつかやめたい」と考えているそうである。なぜやめられないのか、どうしたらやめられるのか? 本書は、専門医があらゆるデータを駆使して答えている。 まず、タバコについて誤解されている知識とは? 「本数を減らせばいい」「低ニコチン・タールだから大丈夫」「タバコは薬物依存とは違う」等々。喫煙者に都合いい解釈の過ちを質している。 依存してしまう最大の理由は「ニコチン」と「脳」の関係にある。ならばタバコの代わりに「ニコチン製剤」を使えば、きっぱりやめられるのか。答えは「ノー」。喫煙者は、「火をつけて、煙を吐く」という一連の習慣行為に心理的満足感を得ているのだ、と著者は考える。 とはいえ、喫煙者はますます肩身が狭くなる時代である。最後に、5日でタバコがやめられる「禁煙プログラム」を紹介している。 「今さらやめられない」と開き直るあなたも、一読の価値あり。
内容説明
喫煙者の60%が、「いつかやめたい」と思っている―。あなたはニコチン依存から脱出できるか?5日間で実践できる「禁煙プログラム」を紹介。
目次
第1章 「タバコ」というワナ
第2章 タバコと人の歴史
第3章 人はなぜ薬物を好むのか
第4章 さまざまな禁煙法
第5章 肺とタバコ
第6章 ニコチンの正体
第7章 タバコと病気
第8章 禁煙への試み
第9章 喫煙再発を防止する
第10章 五日間の実践
第11章 ニコチンよさようなら