出版社内容情報
姉妹喧嘩や幼い大失敗を広い海のように包んでくれた……。娘の心を育てたあたたかい眼。飾らず、尊い気品を伝えた母の言葉と教え。 子どもが失敗したとき、悩んでいるとき、「あなたは、ママの宝物。またひとつ大きくなってくれて、ありがとう」と声をかける。あなたはなれますか、こんなお母さんに。 本書は、有名私立小学校の元校長が、自らの生い立ちをたどりつつ、子どもの心を育てる親の言葉、親の姿を語る。素直な明るい子になってほしいと願うすべてのお母さんに、子どもに話しかける言葉、むける眼差しの大切さを教えてくれる。明治生まれの気骨な母から学んだ気品と親切の心を、今の子どもたちにも伝えていきたい。 今、思い出してみると、母は言葉でくどくど言わずに、そっと知らない間にマナーが身につくように心を配って育ててくれたように思う。絵は下手だし、字は書けないし、算数もほとんど解らない一年生始めの私を、母は、責めるでもなく、あせるでもなく、少しずつゆっくり導いてくれたようだった。 子どもの心を温かく包み込む母の言葉と教え。健やかな子に育てるための導きの書。
内容説明
子どもの心を育てる親の言葉、親の姿を、私立小学校元校長が生い立ちをたどりつつ伝える書。
目次
第1部 お母さんの愛は「心の学校」―心に残る母の言葉・母の励まし(真心;大失敗;仲直り;名前のこと ほか)
第2部 限りない父母の愛―父のこと・修道生活(父の許し;色物を黒に染めて;翌日の面会;父のカフスボタン ほか)
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