出版社内容情報
我々はいつどこでどんなケガや病気に見舞われるかわからない。いざという時の救命応急手当の方法をイラストで明快に示した必備の一冊。 われわれは、いつどこでどのようなケガや病気に見舞われるかわかりません。家族や、知人、また、通りがかりの人が、突然の事故やケガ、病気になったとき、われわれはその人たちに何ができるのでしょうか。 まず救急車を呼ぶことは、誰にでも思いつくことかもしれません。しかし、救急車が到着するまでの3分から5分に応急手当を行なうかどうかが、場合によっては患者の生死を分けることになることもあるということを知っている人は、意外に少ないかもしれません。 救命率は、呼吸停止から3分間以内に人工呼吸を開始した場合には75%もあるのですが、5分後に開始した場合には25%まで低下するのです。 本書は、日本の救急医学界の第一人者が、人工呼吸や、心臓マッサージのやり方、そしてケガや事故、病気のときの応急手当の方法を、誰にでもわかりやすくイラストで解説した、家庭に必備の、最も信頼のできるコンパクトな一冊です。
目次
第1章 救命・応急手当の基本
第2章 事故の救命・応急手当
第3章 ケガの救命・応急手当
第4章 急病の救命・応急手当
第5章 中毒の救命・応急手当
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