Business library<br> 「あの世」の科学・「この世」の科学―宇宙は意識が作ったのか?

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「あの世」の科学・「この世」の科学―宇宙は意識が作ったのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569603957
  • NDC分類 404
  • Cコード C0230

出版社内容情報

  「宇宙は、愛に満ちたひとつの生命体である」??宇宙と量子と人間の意識をめぐる衝撃の超科学対論。物理学と哲学が、今ここに再会する。  「目に見える、この物質的な宇宙は、実は人間の意識が作り出している」??。仏教で「唯識」といわれるこの考え方は、驚くべきことに、最新の素粒子物理学「量子力学」により、ほぼ完璧に解釈できるという。本書は、「『あの世』の科学」として、科学と宗教の接点を追求してきた天外氏と、宇宙物理学の世界的な権威であり、「宇宙の意志が知性体を生み出した」という『宇宙の人間原理』を説く桜井氏が、学問や常識にとらわれず、自由な発想とともに繰り広げた「超」科学対論である。論題は、宇宙(極大)の世界から量子(極小)の世界、さらにこれまで科学が踏み込まなかった人間の意識の領域にまで及ぶ。「宇宙は、全体として、ひとつの生命体である」「宇宙の根本には無条件の愛と慈悲がある」「人間は宇宙に包まれると同時に宇宙を包み返している」など、これまでの常識を大きく覆す仮説は、科学に興味のある人だけではなくあらゆる人の好奇心を満たすだろう。  

内容説明

宇宙・量子・人間の意識をめぐって繰り広げられる超科学対論。科学と宗教が、今、ここに再会する。宇宙は、愛に満ちたひとつの生命体である。

目次

第1章 物理学と神の存在
第2章 光と物質、そして時間と空間の謎
第3章 「あの世」と「この世」、マクロとミクロ
第4章 「宇宙の人間原理」と、宗教と科学の融合
第5章 宇宙に遍在する愛と人間の幸福

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっきー

19
⭐4 この本ではあの世というのは波動関数が収縮しない状態であり、意識の拡大により宇宙の根源とつながっていることだ、コペンハーゲン派の意識をもった人間が観測すること=波動関数が収縮することによってはじめてそこに現象界が現れてくるという考えは唯識論と似ている、まだ読みこなせていないタオ自然学ともかなり似ていて面白そうなのでこれから深掘りしていきたい 共著の桜井邦朋は物理の本を何冊も書いている神奈川大学学長だった方で他の本も読んでみたい2021/06/15

あなた

9
量子力学とか波動関数って「文学」なんだよね。観測という行為が世界に影響を与える。だから、世界のことなど知りえないし、世界に何があってお不思議ではない。これって京極のロマンティックな曲解だし、竹本の匣を思い出したりもするし、コーエン兄弟の映画を想い出したりもするけれど、でも曲解することで随分と「文化」は華やいだんだよね。それにしても、いつも思うんだが、シュレディンガーの「ぬこ」ってかわいそすぎないか?誰かあの「ぬこ」を救ってやってはもらえないだろうか2009/07/20

perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺

7
1998年著。高エネルギー宇宙物理学の世界的権威で二酸化炭素地球温暖化否定論者である桜井邦朋博士とCDを開発した天外伺朗氏との対談本。対談と言うこともあってかとても読みやすかった。 量子力学が明らかにした信じ難い事実としての波動関数と、宗教や東洋哲学がとっくに到達していた真理とが一致するのでは、という内容。個人的に大変興味がある場所だっただけに面白かった。千年に一人の天才がどうやってか宇宙の真理を悟ったのだと。何れ『法華経』も読まなければいけない。唯識もある作家の基底にあるテーマだった。→続く2022/10/19

kao

0
★4.22003/12/13

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