出版社内容情報
グローバルスタンダードの中心モデルとなるアングロサクソン型経営とは何か。その実像を、投資銀行で長年勤めた著者が詳細に語る! 金融ビッグバンをきっかけに「アングロサクソン型経営」が日本人の日常に猛スピードで迫ってきた。金融を代表例として、世界的な競争力を失いつつある日本企業だが、いわゆるデファクト・スタンダードをどうすれば身につけられるのか。 本書の著者は、アングロサクソン型経営を究極まで追求しているアメリカの投資銀行で長年仕事をしてきた。デリバティブの実態も(なぜ巨額の損失が発生するかも含め)知り尽くしている。その体験をもとに、日本型経営とは異なる特徴を、楽しい筆致であますところなく描き出している。組織の仕組みはどうなっているのか。人事異動や評価はどうなっているのか。なぜ高収入が可能なのか。ハードワークの実態は。そして能力を高める研修をどう行なっているのか。 失業した相手に「グッドラック」と挨拶するところからして驚きの連続だが、これからの日本のビジネスマンが成功するための条件をあますところなく説いた類のない注目作!
内容説明
世界標準(グローバル・スタンダード)仕事術、これが現場の核心。
目次
第1部 アングロサクソン型人間とはなにか(この目で見たアングロサクソン型人間の真実;すべてのきっかけは金融ビッグバン;かくて人材ビッグバンが始まる)
第2部 アングロサクソン型組織とはなにか(アングロサクソン型組織の仕組み;究極の相互評価「360度人事評価システム」;「目的集団」をつくりあげる研修の秘密)
第3部 アングロサクソン人間になるための条件(自分の意見を「発言」できて一人前;会社が消えたとき、クビにされるとき;さあ、アングロサクソン人間になろう;日本人には向かないという誤解を解くために)
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