PHP新書<br> 平成不況10年史

PHP新書
平成不況10年史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569602554
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0230

出版社内容情報

  日本経済はどこで道を誤ったのか? バブル崩壊から泥沼の不景気まで、戦後の大きな転機となった10年間を、豊富なデータと共に総括する。  平成元年末、平均株価は三万八千円を超え、バブル経済は最後の徒花を咲かせていた。しかし、ほどなくバブルは崩壊し、日本経済は長期低迷に突入する。平成9年末には大手金融機関の破綻が相次ぎ、平成10年に入ると失業率は戦後最悪を更新。経済成長率は2年連続でマイナスを記録しようとしている。 本書で著者は、この激動の10年間の総決算を試みる。本書の目次は以下の通り。[第1章]バブルの崩壊と長期不況 [第2章]経常収支黒字と超円高 [第3章]不良債権と金融危機 [第4章]景気対策と財政構造改革 [第5章]改革と平成経済 [第6章]混迷の平成10年。 多くのデータを用いた克明な分析からは、金融システム、日本型経営、財政構造など、これまで日本経済を支えてきた社会システムを根本的に改革する必要性がクリアに浮かび上がってくる。現在の日本経済が抱える問題の全体像を把握し、「これから」を考えるヒントとして格好のテキストである。  

内容説明

平成元年、平均格価は三万八千円を超え、バブル経済が最後の徒花を咲かせていた。しかしほどなくバブルは崩壊し、長期低迷に突入。平成九年には遂にマイナス経済成長を記録した。本書で著者はこの激動の十年間の総決算を試みる。多くのデータを用いた克明な分析からは、金融・経済構造・日本型経営など、これまで日本経済を支えてきた社会システムを根本的に改革する必要性が、クリアに浮かび上がる。現在の日本経済が抱える問題の全体像を把握し、「これから」を考えるヒントとして格好の一冊。

目次

第1章 バブルの崩壊と長期不況
第2章 経常収支黒字と超円高
第3章 不良債権と金融危機
第4章 景気対策と財政構造改革
第5章 改革と平成経済
第6章 混迷の平成十年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

96
平成元年時からの10年にわたる日本経済の不況の状況をかなりコンパクトに分析されています。いまでもここに書かれていることをひとつづ検証していけば、少しは参考になることもあるのではないかと思われます。痛みを嫌って人気が落ちる人が首相なかぎりは無理でしょうけどね。2016/06/12

佐島楓

26
平成元年からの経済状態、政府の金融政策などをつぶさに書いてあり、資料として役立ちそうだった。2014/11/29

ダンボー1号

8
1998年発行 バブル経済からの崩壊金融危機、財政赤字などが書かれ 当時自分の周りの経済にしか興味いかず苦手だったマクロ的な流れの把握に役立つ。当時から国の借金500兆円でヤバいと言っていたわけだが一向に良くならず2015年になってしまった。甘い薬より 痛い手術が必要だと言って約15年かぁ2015/11/11

みやびん

1
バブル経済から、「失われた10年」とも言われた平成11年あたりまでの経緯や原因を新書サイズに載せられた一冊。日本的システムが、ここまで引きずった原因であると言えよう。2012/02/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/257321
  • ご注意事項

最近チェックした商品