出版社内容情報
血液製剤に伴うHIV感染や、動燃の原子炉事故隠しなど、科学者の良心を問われることの多い今、科学者のあるべき姿を語った警世の書。
内容説明
科学に幸福を求めすぎていないか。半世紀を超える研究者生活からにじみ出た、尽きせぬ「科学」への思い。そして科学者として望まれる「心」のあり方とは…。滋味あふれる随筆38編。
目次
第1章 科学つれづれ(意識層の限界;「好き」という心の大事さ ほか)
第2章 つれづれに思う(スウェーデンという国;「好き」のパワー ほか)
第3章 八十年が過ぎて(二つのルーツ;「小心翼々」の生き方 ほか)
第4章 邂逅に思う―私の交友録(林晃一郎君と林香苗君;福井謙一さん ほか)
-
- 和書
- わかりやすい放射線測定