出版社内容情報
四十七士が討ち入った時、吉良方で戦える者は18人しかいなかった! 日本人が大好きな忠臣蔵の一切の美化・粉飾を排して実像を考証する。
内容説明
二枚目の殿様浅野内匠頭の刃傷は、幕府によって不公平に裁かれ、大石内蔵助ら遺臣が仇討ちに立ち上がる…。日本人が大好きな「忠臣蔵」はしかし、虚構だらけである。時代考証の第一人者が明かす赤穂事件の真実とは。
目次
第1部 真説・大石内蔵助(松の廊下の刃傷;赤穂城明け渡し;放蕩の日々;吉良邸討ち入り)
第2部 考証・元禄赤穂事件
第3部 考証・元禄前後の幕閣と大奥(元禄前後の幕閣群像;女人の国“大奥”)