出版社内容情報
拓銀、山一の破綻……。いよいよ金融恐慌となるのか。元大蔵官僚が不良債権の実態から日銀特融の仕組みまで解明し、今後を読む。
内容説明
恐慌か、再生か、その全容を読む!日本の金融は、なぜ急速にパワーを喪失してしまったのか。大蔵省とのもたれ合いによる非効率の構造にメスを入れ、「規模の利益」から「知恵の利益」への転換を解き明かす。
目次
第1章 日本を襲う金融津波
第2章 金融恐慌は起こるのか
第3章 日銀特融は誰の負担なのか
第4章 住専問題にみる金融システムの問題
第5章 金融機関の改革
第6章 金融機関規制をどのようにするのか
第7章 日本金融の復活はあるのか