出版社内容情報
俳句の決まり事、句作の心得、歳時記の使い方などを易しく解説しながら、花鳥諷詠・客観写生の本質を説く。伝統俳句を見直す入門書。 俳句は、どうすれば作れるのか。季題、五・七・五の十七音定型などの約束事から、俳句独特の省略の手法、切字の扱い、推敲の仕方まで、句作の上で欠かせない要点をわかりやすく解説する。また、四季の移ろいゆく自然を詠いあげる「花鳥諷詠」の理念、物事の本質を見て心の感動を素直に叙する「客観写生」の考え方など、高浜虚子の説いた伝統俳句の本質に迫る。著者は、近代俳句を育て、今なお大きな影響を残す高浜虚子の孫であり、小学校時代より祖父と父・年尾について俳句を勉強した。現在は、日本最大の俳句結社「ホトトギス」を率いる立場にあり、また自ら日本伝統俳句協会を設立、会長に就任している。21世紀のキーワードの1つは間違いなく「自然」である??と著者は言う。そして自然と親しみ、季節を詠むのが正しい俳句のあり方だと主張する。俳句初心者だけでなく、句歴のある人、伝統俳句や自然に興味のある人にも読みごたえある一冊。
内容説明
俳句はどう作ればいいのか―季題、五・七・五の十七音定型の約束事から、俳句独得の省略の手法、切字の扱い、推敲の仕方まで、句作の上で欠かせない要点を、現代俳句の師・高浜虚子の孫で、現在「ホトトギス」を主宰する著者が、わかりやすく解説。また、四季の移ろい行く自然を詠いあげる「花鳥諷詠」の理念、物事の本質を観て心の感動を叙する「客観写生」の考え方など、虚子の説いた伝統俳句の本質に迫る。初心者だけでなく、句歴のある人、俳句の世界に興味のある人にも読みごたえある一冊。
目次
1 入門・投稿俳句のための十二章
2 実践・俳句の作り方
3 歳時記と季の言葉
4 自然を詠う―花鳥諷詠の心
5 客観写生とは何か
6 虚子の俳句
7 芭蕉の俳句
8 心の風景を詠う―私の俳句
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shincha
てくてく
kuma_suke
Jacard
たつのすけ
-
- 電子書籍
- 川柳作家ベストコレクション 福本清美