出版社内容情報
おばあさんは、編みものが大好き。それも、くつ下ばかりを編んでいます。おかげで、小さい家はいろんなくつ下でいっぱい。そんなある日、1匹の黒猫がやってきて……。
内容説明
おばあさんは、あみものがとってもじょうずです。でも、あむのは、セーターでも、マフラーでもてぶくろでもなく、くつしただけ。きょうも、おばあさんのちいさないえは、いろとりどりのくつ下でいっぱいです。4~5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
靴下編みの得意なおばあさんの所には、クリスマスになると靴下を買いにくるお客さんでいっぱい。でもこのおばあさんは人が嫌いで偏屈。クリスマスのある日、出会った一人の少年と触れ合って、少しずつ心がほぐれ変わっていく。寄り添う事でおばあさんに笑顔が見られ、寄り添う事、心を開くことの大切さを感じました。少し怖い感じのインパクトのある絵も、読み終わると怖さが気にならない。クリスマスにオススメ。2018/11/22
ちぐりん
27
図書館で見つけた絵本。編み物が好きなのでこれは借りるしかありません。お話には大好きな猫も登場してきて、終始ほっこりしながら読みました。ほっこりな内容とは裏腹に絵はかなりダイナミック。2024/05/14
ヒラP@ehon.gohon
27
靴下を編むのが上手なおばあさんは、どうして靴下を編んでいるのでしょう。 クリスマスイブにだけ靴下を売るおばあさんは、それほど熱心ではないし、商売も上手ではありません。 それでも、おばあさんの編む靴下は、クリスマスイブの夜に魔法を産むのですね。 売れ残りの靴下に入った黒猫は、おばあさんへのプレゼントになりました。 その猫が、おばあさんを幸せにしてくれたからです。 靴下の魔法を知ったおばあさんのお店は、輝いていました。 ちょっと変わったクリスマスストーリーですが、心が暖まりました。2022/12/13
そら
24
話に転換があって面白い。読み聞かせには絵が複雑だからどうかなー。近くで見れる少人数だったらいけるけど。字のフォントも面白い😊。2024/03/02
いろ
21
靴下を編むのが大好きで,人付き合いする時間ももったいない!おばあさんが,イヴに半分だけ靴下を買って行った男の子との出会いから…というお話。猫を捨てようとドアを開けて~の場面が好き。少しずつ少しずつ,でも2回目のイヴにはすっかり別人になったおばあさんに,ほっこり。お話を気に入って,9歳男児は何度か再読。相変わらずスズキコージさん絵には惹かれる~。おばあさん宅の外にだけ登場する豆粒くらいの真っ黒な犬のようなモノ(展開には全く関係ナシ)が気になる。2017/12/26
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