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出版社内容情報
昭和30年、12歳の少女、佐々木禎子は原爆による白血病で世を去った。級友たちは彼女の霊をなぐさめ、平和への願いをこめて「原爆の子の像」を建設しようとする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
9
那須正幹さんの本が読みたくて。 原爆の子の像のモデルになった佐々木禎子さんと、像を作る運動を起こした同級生たちのノンフィクション。 貞子さんのことは、学校で教えてもらったのか、テレビで観たのか。皆のお姉さん的存在で、活発な様子が生き生きと描かれているだけに、辛い。十二歳。うちの子と同い年だよ。像が作られた経緯は初めて知り、興味深かったです。単順に同級生が力を合わせて、と、思っていたのですが、色々、掛け違いがあったようですね。良い流れになったし、結果的に成功だと思うんだけど、最初の最初を忘れずに。2021/08/07
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
6年生ブックトーク授業【戦争・平和・伝記】で選書した本。『きみに聞いてほしい』 https://bookmeter.com/books/11287297 と関連付けて(オバマ元大統領と折り鶴)紹介しようと思いましたが、今回は見送り。2022/07/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
小学校6年生ブックトーク 【テーマ 戦争と平和】 国語科単元で『川とノリオ』を学習するので、夏休み期間を使って関連の絵本・児童書などの紹介と貸し出し。2019/06/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
2
30年度ブックトーク授業6年生 読書感想文に向けて。2018/07/20
︎💓ひかる💓
1
1)原爆投下後の昭和29年のお話。広島市立幟町小学校のボロ学級の生徒達が"原爆の子の像"の起爆剤になるのだが、むろん、予想する者はなかったし、佐々木禎子自身知る由もなかった。原爆はあとに来る後遺症も怖いのです、サイレントキラー。私が小学生の時に行ったのが広島市可部町の親戚んちだった。この本の中ほどに原爆投下の事が些細に書いてある。禎子の死から原爆の子の像が出来るまでの話。グリグリ、ゴットン。2025/06/30