出版社内容情報
「国際会計基準」の基礎知識が楽々身につく本。
「国際会計基準」とは何か、いったい何がどう変わるのか。ビジネスマンなら知っておきたい基礎の基礎がらくらくわかる入門書の決定版。
メジャー進出した野茂やイチローが、その実力を高く評価されているのは、万国共通の野球ルールのもとで戦い、世界に通用する選手として実力を証明したからだ。同様に、経済のグローバル化が進み、日本企業も経営実態を国際社会の共通ルール「国際会計基準」に照らし、実力を証明する時代を迎えたのだ。
▼本書はビジネスマンにとって国際会計基準に関する最低限必要な知識や、国内外の最新動向を押さえた入門書である。
▼2003年1月現在、日本企業ではソニーやトヨタなど約60社近くが、米国会計基準という国際ルールを採用しているに過ぎない。だが、自分とは無関係と思ったら大間違い。わが国でも制度化の動きが確実に進んでいるのだ。
▼国際会計基準が導入されれば、ビジネスマンの常識や働き方が根底から覆されるという。例えば会社の存在意義が、社員や取引先の幸福追求から株主への利益還元を最優先するといった具合だ。
▼厳しい国際競争時代の必読書。
●第1章 「国際会計基準」こそビジネスマン必須の新常識
●第2章 これが「国際会計基準」の5つのポイントだ!
●第3章 「アニュアルレポート」で企業財務が読める
●第4章 「キャッシュフロー計算書」で企業の実力を見極める
内容説明
メジャー進出した野茂やイチローが、その実力を高く評価されているのは、万国共通の野球ルールのもとで戦い、世界に通用する選手として実力を証明したからだ。同様に、経済のグローバル化が進み、日本企業も経営実態を国際社会の共通ルール「国際会計基準」に照らし、実力を証明する時代を迎えたのだ。本書は、ビジネスマンとして押さえておくべき基本中の基本を教える超入門書。
目次
第1章 「国際会計基準」こそビジネスマン必須の新常識(なぜ会計基準はビジネスマン必須の常識なのか?;グローバル企業は日本のルールでプレーしていない ほか)
第2章 これが「国際会計基準」の5ポイントだ!(やさしくわかる「時価会計」;やさしくわかる「減損会計」 ほか)
第3章 「アニュアルレポート」で企業財務が読める(「財務諸表4点セット」はこう読む;「アニュアルレポート」で財務分析をしてみよう ほか)
第4章 「キャッシュフロー計算書」で企業の実力を見極める(やさしくわかる「キャッシュフロー計算書」;「WACC」と「VBM」から企業の将来がわかる?)
著者等紹介
三輪豊明[ミワトヨアキ]
U.S.エデュケーション・ネットワーク代表取締役社長。米国公認会計士。カリフォルニア州立大学ヘイワード校講師。1961年、東京都生まれ。東北大学経済学部卒業後、大和証券事業法人部で上場企業の資金運用業務を担当。その後ユニデンに入社し、米国、中国、香港などの現地法人で経営管理、国際購買等を担当し、ユニデン香港取締役を歴任。海外赴任生活の中で多くの要人と交流し、会計の国際化の重要性を痛感する。95年、米国公認会計士(U.S.CPA)の資格を取得し、国際資格専門学校「U.S.エデュケーション・ネットワーク」を設立する。代表取締役社長兼主任講師として活躍する傍ら、上場企業などからの依頼で英文会計、投資会計、投資分析に関する講演も意欲的に行なっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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