出版社内容情報
キャンパスライフが変わる学問と人生の案内書。
いい教師の見つけ方、留学の効用と危うさ、学びたくないものを学ぶ効用など、キャンパスライフを180度変える「学問と人生」の指南書。
大学には入ったものの、何をしたらいいのか、何がしたいのかがわからない君たちへ――本書は、「大学は自分をつくる最初の実験場所」と語る札幌大学教授の著者が、いい教師の見つけ方、留学の効用と危うさ、学びたくないものを学ぶ効用など、大学という場を最大限に活かす方法をアドバイスする。
▼「自分の大学にいい教師を見つけるのは難しい。“読者”になろう。“弟子”になろう」「若いときに、異物や異界と触れることで、価値観の違いや交際すべき人間がいることのありがたさを実感できる。最上の契機が留学だ」「何を学びたいかは、ある程度学んでみなければわからない」など、モラトリアムの大学時代にこそ大切な考え方を具体的に提言。
▼悩もうと悩むまいと、学ぼうと学ぶまいと、同じように卒業資格が与えられる日本の大学。若い時代の大切な4年間を無駄にしないための鷲田流「学問と人生」の指南書。
▼『大学で学ぶべきこと、学ばなくてよいこと』を改題。
●第1章 大学を学ぶ場にしたいか、学ぶ場にしたくないか
●第2章 大学で何を学びたいか、何を学びたくないか
●第3章 大学は、キャンパスではなく、キャンバスだ
●第4章 人間の大学=なぜ・どう生きるか
●第5章 職業をみつける大学=何で生きるか
内容説明
大学には入ったものの、何をしたらいいのか、何がしたいのかがわからない君たちへ―本書は、「大学は自分をつくる最初の実験場所」と語る著者が、いい教師の見つけ方、留学の効用と危うさ、学びたくないものを学ぶ効用など、大学という場を最大限に活かす方法をアドバイス。大切な4年間を無駄に過ごさないための「学問と人生」の指南書。
目次
第1章 大学を学ぶ場にしたいか、学ぶ場にしたくないか―君にとって大学とは?(人生には、大別すると、いつも二つのメニューがある;こうすれば日本の大学はガラリと変わる―大学改造案 ほか)
第2章 大学で何を学びたいか、何を学びたくないか―世間を知るための実践法(二兎を追う者は三兎をえる;いい教師を見いだそう ほか)
第3章 大学は、キャンパスではなく、キャンバスだ―モラトリアムを愉しむ(高校までの「人生」をゼロにしてみよう;異境の大学へ行く効用 ほか)
第4章 人間の大学=なぜ・どう生きるか―教養人になる方法(人間として必要なものを身につける;「迷い」と「疑問」の期間をもとう ほか)
第5章 職業をみつける大学=何で生きるか―自分の将来像を描く(知=情報の技術を身につけよう;多様な世代とつきあってみよう ほか)
著者等紹介
鷲田小弥太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業後、同大学院博士課程修了。三重短期大学教授を経て、現在、札幌大学教授。哲学、倫理学を担当。『ヘーゲル「法哲学」研究序説』(新泉社、75年)以降、スピノザ、マルクス等の西欧哲学思想を中核に、意欲作を発表。哲学こそ、森羅万象を対象とする好奇心の学であるとし、思考術、読書術、福祉論、歴史に至るまで、執筆ジャンルを果敢に広げている
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