PHP文庫<br> エピソードで読む黒田官兵衛―ナンバー2の行動学

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PHP文庫
エピソードで読む黒田官兵衛―ナンバー2の行動学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569579276
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

豊臣秀吉を支えた名参謀の生き方を逸話で綴る。

豊臣秀吉を凌ぐ器量がありながら、彼の信任を裏切ることなく、常にナンバー2の立場で行動した官兵衛の生き方を、エピソードで綴る。

「わしの後は官兵衛じゃ。あいつなら天下が取れる」と、秀吉に言わしめたほどの器量の持ち主であった黒田官兵衛(孝高、如水)。放浪の一族に生まれながら、やがて播州の小寺氏を継ぎ、信長への拝謁を切っ掛けに戦国にデビュー、秀吉軍の軍師として、天下制覇に向けて機略縦横の働きを見せるのである。

▼本書は、天下人たる度量を有しながらも、自らの採るべき道を冷静に判断し、ナンバー2の生き方を貫いた官兵衛の生涯を、エピソードで綴る歴史読み物である。

▼毛利攻めにおける「嫡男・長政の人質と摂津有岡城での幽閉の苦悩」「備中高松城の水攻めの奇策」、信長横死後の「中国大返しと天王山決戦」、さらには「朝鮮の役」……知略に長けた官兵衛は、まさに秀吉の頭脳として活躍するが、一方で、トップとの距離を微妙に測りつつ組織を動かすことの難しさもクールに認識していく。

▼官兵衛の生きざまは、組織人、脱組織人のどちらにとっても示唆に富んでいる。

●第1章 運命の出会い 
●第2章 苦境にわれを試す 
●第3章 秀吉の天下へ道を開く 
●第4章 波高い海峡 
●第5章 人の器量と運命 
●第6章 迫りくる晩年

内容説明

わしの後は官兵衛じゃ。あいつなら天下が取れる―と、秀吉に言わしめたほどの器量の持ち主であった黒田官兵衛(如水)。放浪の一族に生まれながら、やがて播州の小寺氏を継ぎ、信長に謁してからは秀吉軍の軍師として、天下制覇へ向けて機略縦横の働きを見せるのである。本書は天下人たる力量を有しながらも、ナンバー2に徹した官兵衛の生きざまをエピソードで綴る読み物。

目次

第1章 運命の出会い
第2章 苦境にわれを試す
第3章 秀吉の天下へ道を開く
第4章 波高い海峡
第5章 人の器量と運命
第6章 迫りくる晩年

著者等紹介

寺林俊[テラバヤシシュン]
1939年、兵庫県に生まれる。1963年、慶応義塾大学文学部卒業後、高野山専修学院で僧籍を得る。京都で宗教専門紙記者を経て著作活動に入り、1980年に農村歌舞伎最後の一座を描いた小説「幕切れ」でオール読物新人賞を受賞。日本文芸家協会、日本ペンクラブ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

勝部守

4
3年積ん読本。バランスの取れた内容だった2017/06/12

yasu

1
大河の「軍師官兵衛」つながり。官兵衛は他の戦国もので知っている武将ではあったが、もっと細かいことを知りたかったので、エピソードとして多くのことが書かれているように思えた、この本を購入した。読んでみて、淡々とエピソードが書かれているだけなので、どこか教科書的に感じた。面白みは無いが、官兵衛のことを知りたいだけであれば、十分、役に立つ本だろう。2014/04/10

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