PHP文庫
歴史にみる「勝つリーダー、負けるリーダー」―何が明暗を分けるのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569579214
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0134

出版社内容情報

歴史上のリーダーにみる組織統率者の条件。

歴史に名を残した組織・軍団の統率者たち。彼らの勝敗の明暗を分けたものは何か。児玉源太郎、石田三成などの具体例をもとに検証する。

歴史に確かな名と足跡を残した組織・軍団の統率者たち。その中には、指導者としてのリーダーシップを遺憾なく発揮した「勝者」もいれば、少しのズレで「敗者」に回った者もいる。彼らの勝敗の明暗を分けたものは何か。

▼本書は、台湾総督として綿密な作戦を立て、さらに民意を反映する軍政ぶりを発揮した、バランス感覚あふれる戦略家の児玉源太郎、ひと時も見苦しい敗戦の姿を見せず、追っ手を苦しませ、混乱させ、悔いなき善戦の記録を辿った引き際が見事な指揮官のエルウィン・ロンメル、レイテ海戦において、血涙をしぼって特攻作戦を指揮した司令官の大西瀧治郎など、10人の具体例を挙げ、彼らの戦略・戦術から将たる者の条件を探る。

▼「ビジネスは戦争なり」と語る著者が、史上著名なリーダーたちを通して、経営者・管理職に向けて、戦いにおける“勝ち・負け”の明暗を分ける機微について考える。

▼『「勝利」へのマネジメント』を改題。

●第1章 項羽と劉邦 
●第2章 児玉源太郎 
●第3章 エルウィン・ロンメル 
●第4章 松永久秀 
●第5章 足利義昭 
●第6章 石田三成 
●第7章 小西行長 
●第8章 大西瀧治郎 
●第9章 宮崎繁三郎

内容説明

歴史に確かな名を残した組織・軍団の統率者たち。その中には、指導者としてのリーダーシップを遺憾なく発揮した「勝者」もいれば、少しのズレで「敗者」に回った者もいる。彼らの勝敗の明暗を分けたものは何か―本書では、バランス感覚あふれる戦略家の児玉源太郎、引き際が見事な指揮官だったエルウィン・ロンメルなど、10人の具体例をもとに検証する。

目次

第1章 項羽と劉邦―対照的なリーダーシップの相剋
第2章 児玉源太郎―バランス感覚あふれる戦略家
第3章 エルウィン・ロンメル―引き際が見事な指揮官
第4章 松永久秀―弱肉強食型リーダーの限界
第5章 足利義昭―権力の動きを読めぬ者は失脚する
第6章 石田三成―理論だけで組織は守れない
第7章 小西行長―優れた男はなぜ負け組についたのか
第8章 大西滝治郎―苦境の中で責任を全うした司令官
第9章 宮崎繁三郎―撤退戦をいかにやり遂げるか

著者等紹介

岡本好古[オカモトヨシフル]
昭和6年、京都生まれ。ペンクラブ、文芸家協会会員。昭和46年、『空母プロメテウス』で、第17回小説現代新人賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

15
△再読なのを気づかずに読んでいました。感想は前回とほぼ同じで叙情的すぎるように感じました。2022/03/25

金吾

15
△題名はあまり内容に関係ないように感じます。やや好き嫌いが激しい作者なのか激するあまり表現が稚拙になっていると感じる部分もありました。2021/11/15

あーさー

0
歴史に名を残す10人を題材にしたリーダー論。タイトルが示すように、「成功」も「失敗」も綴られているのでバランスがとれています。2022/02/12

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