出版社内容情報
歴史を動かした衝撃の暗殺事件を一挙に紹介!
歴史の流れを変えた衝撃の暗殺事件を、紀元前から現代まで時代順に紹介。傭兵として戦場経験をもつ著者ならではの迫真のドキュメント!
権力者を打倒するために、あるいは思想・主義主張を異にする者を葬るために、長い歴史のなかで繰り返されてきた「暗殺」。しかし、世界の暗殺事件を時代順に、しかもほとんどのものを網羅した書物というのは、意外なほど少ない。本書は、紀元前のマケドニア王・フィリッポス2世暗殺から、2001年のアフガニスタン・マスード将軍暗殺まで、世界史に記録された衝撃の事件を紹介したユニークな歴史読み物である。
▼全体は二部構成となっており、、前半部分で興味深い暗殺事件50件を選び、著者ならではのユニークな視点による迫真のドキュメントが展開される。後半は「暗殺年表」と題して、日本も含めた古今東西の暗殺された重要人物を時代順に紹介。教科書的な歴史年表からは読み取れない、様々な発見のある年表となっている。
▼読み物としても面白く、暗殺に関する資料としても役に立つ便利な一冊。写真も豊富で、眺めているだけで楽しめる本。文庫書き下ろし。
[1]フィリッポス2世
[2]ユリウス・カエサル
[3]アグリッピナ
[4]董卓
[5]ゲタとカラカラ
[6]張飛
[7]文帝
[8]蘇我入鹿
[9]源実朝
[10]アレッサンドロ・デ=メディチ ほか
内容説明
権力者を打倒するために、あるいは思想・主義主張を異にする者を葬るために、長い歴史のなかで繰り返されてきた「暗殺」。本書は、紀元前のマケドニア王・フィリッポス2世暗殺から、2001年のアフガニスタン・マスード将軍暗殺まで、時代を追って衝撃の事件の数々を解説する。後半部分には詳細な「暗殺年表」を掲げ、古今東西の事件を可能な限り収録したユニークな歴史読み物。
目次
フィリッポス2世(紀元前三三六年)
ユリウス・カエサル(紀元前四四年)
アグリッピナ(紀元五九年)
董卓(一九二年)
ゲタとカラカラ(二一二年・二一七年)
張飛(二二一年)
文帝(六〇四年)
蘇我入鹿(六四五年)
源実朝(一二一九年)
アレッサンドロ・デ=メディチ(一五三七年)〔ほか〕
著者等紹介
柘植久慶[ツゲヒサヨシ]
1942年、愛知県生まれ。1965年、慶応義塾大学法学部政治学科卒。在学中より、コンゴ動乱やアルジェリア戦争に参加。1970年代初頭よりアメリカ特殊部隊に加わり、ラオス内戦に従軍する。1986年より作家活動に入る。著書多数
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