PHP文庫<br> 論語に学ぶ

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論語に学ぶ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569578132
  • NDC分類 123.83
  • Cコード C0112

出版社内容情報

『論語』『中庸』などの古典に学ぶ人生の知恵。

東洋が生んだ最高峰の人間学「儒教」。東洋学の泰斗が、『論語』『中庸』などの古典から、人生に活かすべき叡智をわかりやすく解説する。

日本人の生き方の指針として、長く愛読されてきた不朽の古典『論語』。孔子の言行を比較的平易な言葉でまとめた『論語』は、多くの金言名言の出典ともなり、私たちの生活に息づいてきた。しかし、その思想を咀嚼し、人生のなかできちんと実践することは相当に難しい。

▼本書は、東洋学の泰斗として知られた著者が、『論語』を自らの生活に活かし、心を高める糧とする方途をわかりやすく説いた講話録。活学としての『論語』の読み方を絶妙なたとえ話とともに詳説した「論語読みの論語知らず」、人間の進歩向上の原理を説き明かす「中庸章句」、『論語』の多彩な群像に人の世の機微を見る「論語の人間像」、日本人に根ざした儒教的伝統を簡明に解説した「日本と儒教」の4篇を収録した。

▼社会状況がめまぐるしく変転し、多くの人々が人生や仕事に迷いを抱える現代日本。時を越えて読み継がれた味わい深い言葉に触れながら、生き方の知恵を学べる本。文庫オリジナル。

●論語読みの論語知らず 
●中庸章句 
●論語の人間像 
●日本と儒教

内容説明

日本人に長く愛読されてきた不朽の古典『論語』。しかしいくら繰り返し読んでも、それを体認し、自らの生活、自らの心に生かさなければ、何の意味もなさない。本書は、東洋学の泰斗が、『論語』の真髄を人生に活かすための方途をわかりやすく説き明かす。活学としての『論語』の味読法を詳説する「論語読みの論語知らず」を始め、「中庸章句」「論語の人間像」「日本と儒教」の4篇の講話を収録。

目次

論語読みの論語知らず(本当に読みたい人のために;活学としての論語)
中庸章句(序論―変わらざる進歩向上の原理;本論―人生に活かす中庸)
論語の人間像(時代背景;此の時代の人物の種々相 ほか)
日本と儒教(日本民族には創造力がないか)

著者等紹介

安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年、大阪府に生まれる。東京大学法学部卒業。「東洋思想研究所」「国維会」「日本農士学校」「篤農協会」等を設立。また戦後は「全国師友協会」「新日本協議会」等をつくり、政財界の精神的支柱となる。全国師友協会会長、松下政経塾相談役を歴任。昭和58年12月逝去
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mura_海竜

35
前にリーダーに関する本で、安岡さんの名があり、書かれた本で何かということで手にとった。内容の理解、自分には難しい。私に感受部がまだ出来上がっていないか、自分が現実世界の中で生き過ぎているからだろう。「好き嫌いが激しいというのは、まだ利己的でけちな証拠」、そうかなあ?少し時が経ってから、読んでみようと思います。2014/11/06

Kentaro

33
人間にとって先ず曲者は口である。つまらぬものを飲み食いして、身体を壊すのも口であり、社会生活、或いは自分の存在活動に祟るのも口である。口は禍の門なりと言うが、しゃべらずともよいことをしゃべってお里が知れたり、言い方を間違えて、相手を怒らせたりするのも、みな口だ。そこで口にかぎをして、餘計なことを言わないようにして、立派にする。と同じようにこれを広げて、自分を下らないものから整理して、筋の通った立派なものにせねばならん。吾という字をさかのぼれば、そういう風に口をつつしめというところから出ておることがわかる。2019/07/16

かず

23
陽明学者としてご高名な先生による関西師友協会での講話を書籍化したものです。「論語読みの論語知らず」「中庸章句」「論語の人間像」「日本と儒教」の4講話です。表紙見開きにこうあります。「昔から漢学などというと、すぐ文句の講釈をやるものだから、面白くないのです。(略)」その後、「本当に活きた学問として『論語』を読んだかどうか」と続きます。そうなのです。ちょっと読んで賢くなった気になるのではだめで、座右において、自分の人生に照らし合わせながら読まなければ血肉になりません。実践が伴うよう、精進したいと思います。2018/01/25

ユーユーテイン

16
著者の、深い学識の沼の中を進むような読書となった。論語に「民は之を由(よ)らしむべし。之を知らしむべからず」とあるのは、「民衆に『自分はそのことを理解できないが、あの人が言うならついて行こう』と思われるような人物になれ」という解釈だと聞き、長年感じていた違和感が少し薄らいだ気がした。著者は、古典は四書『大学』『中庸』『論語』『孟子』を読めば、現代の厄介なほとんどの問題を解決する根本原理を見出せると言う。本書でも自在に漢籍を引用して、当時の社会問題に答えている。孔子や先人、弟子の紹介も面白かった。2021/06/10

Yuma Usui

16
平易な語り口での文体であって、その実非常に濃い内容。自分にはとても1度の読書で消化できない情報量だった。「論語読みの論語知らず」とは、読むほどに新たな発見があることの意と著者は語ってくれるが、本書もその類と思う。利の本は義である。人間の悪に対する態度はおよそ五つの型がある。富には本富・末富・姦富の三つの種類がある。などが特に印象的だった。何度でも読み返したい内容。2018/03/06

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