出版社内容情報
子育てを楽しみ、幸せな家庭を築くための本。
上の子が下の子にやきもちをやくのは、お母さんの愛情を求めているサイン。二人目からの子育てのコツ、豊かな家庭の築き方を教えます。
子育ては、一人でさえ大変なのに、二人以上となると、経済的なこと、公平に育てられるかどうか、自分の時間が無くなってしまうのではないか、いろいろ心配や気掛かりが増えるものです。でも嬉しいことや安心なことだってたくさんあります。お母さんが上手に導いてやれば、兄弟姉妹がいることで、精神的タフさが身につくし、下の子の面倒をよくみるお兄ちゃん・お姉ちゃんに成長する姿も見られるのです。
▼では、仲のよい「きょうだい」を育てる具体的な方法とはどのようなものでしょうか? たとえば、上の子が下の子にやきもちを焼いて意地悪をしたときには、お母さんの愛情を欲している証拠ですから、下の子と同じようにかまってやる、成績や運動神経などで子どもたちを比較せず、それぞれの持ち味を認める、下の子には、お下がり一つに対して新しい物一つくらいの割り合いで買ってやるなどです。
▼賑やかで心豊かな家庭をつくるためのアドバイスがいっぱいの本。
●第1章 きょうだいができる喜びを子どもに伝える
●第2章 それぞれの個性を伸ばし、心を育てる
●第3章 上の子の不満・下の子の不満を理解する
●第4章 お母さんも子どもたちも幸せであるために
内容説明
二人目の子どもが生まれると、二倍以上の負担に耐えられるのか、公平に育てられるのか、いろいろ心配や気掛かりが増えるものです。でも、お母さんが決して子どもたちを比べず、それぞれの持ち味を認めることを心がければ、兄弟姉妹がいることで、精神的タフさを身につけ、他人への思いやりにあふれた子どもに成長していくものです。仲のよいきょうだいに育つことを願うお母さんに贈る一冊。
目次
第1章 きょうだいができる喜びを子どもに伝える(どんな小さな子でも、すべてを理解します;お母さんの喜びも不安も、子どもはすべてを受信します ほか)
第2章 それぞれの個性を伸ばし、心を育てる(公平に愛さねばならないことはないのです;その子ならでは、の資質を認めましょう ほか)
第3章 上の子の不満・下の子の不満を理解する(きょうだい同士の比較は子どもの心を貧しくします;兄弟・姉妹、それぞれの持ち味に気づき、ほめましょう ほか)
第4章 お母さんも子どもたちも幸せであるために(お母さん、自分のことを後回しにしないでください;お母さん自身の幸せが大切なのです ほか)
著者等紹介
金盛浦子[カナモリウラコ]
1937年東京生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業後、小学校教諭を経て、1978年東京心理教育研究所、1990年自遊空間SEPY(セピィ)を開設。セラピスト、臨床心理士、絵画療法士として、カウンセリングにあたるとともに、自律訓練法、呼吸法、気功法などをとおして、かたくなった心をほぐし、元気になるレッスンを行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Ruby
えりここ