PHP文庫<br> 「素読」のススメ―名文・美文を詠む言霊療法

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PHP文庫
「素読」のススメ―名文・美文を詠む言霊療法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 230p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569577128
  • NDC分類 019
  • Cコード C0180

出版社内容情報

語りの名人が名文の詠み方と鑑賞療法を解説。

「声に出して詠む。だから言葉は人生の糧となる」――語りの名人が古今東西の名文・美文を八十余篇を厳選。その詠み方と効用を解説。

「素読」とは文章を声に出して詠むことである。朗読のように意味や形にとらわれることなく、ただただ文章を口にする。すると古今東西の先人たちの叡智が、やがて言霊(ことだま)となり、自己催眠効果を与えてくれるのである。声に出して詠むからこそ、言葉は人生の糧となるのだ。

▼本書は、新内語りであり、作家・早瀬詠一郎としても佳作を上梓している著者が、名文・美文80余篇を厳選。サブ・タイトルに「言霊療法」と謳うように、それらの文章の詠み方と効用を解説したものである。

▼取り上げた文例は、芝居の台詞から名作文学、あるいは格言、遺書などさまざまなジャンルに及ぶ。したがって、巻末に索引を設け、その時々の心情にあった選択が可能なように編集されている。文例についての薀蓄も適宜語られており読み物としても面白く、コンパクトにまとまった名言集ともいえる内容である。ぜひ、ご一読のうえ、お試しください。書き下ろし作品。

●森本薫『女の一生』 
●若山牧水『海の声』 
●近江商人「格言」 
●中島敦『山月記』 
●『閑吟集』 
●石川啄木『悲しき玩具』 
●『孝経』 
●河上肇『貧乏物語』ほか

内容説明

「素読」とは文章を声に出して詠むこと。朗読のように意味や形にとらわれることなく、ただただ文章を口にする。古今東西の先人たちの叡智は、やがて言霊となり、自己催眠効果を与えてくれるのだ。本書は、新内語りであり作家・早瀬詠一郎としても活躍中の著者が、美文・名文80余篇を厳選。

目次

森本薫『女の一生』
若山牧水『海の声』
近江商人「格言」
中島敦『山月記』
『閑吟集』
石川啄木『悲しき玩具』
『孝経』
河上肇『貧乏物語』
日蓮『上野殿御消息』
尾崎紅葉『金色夜叉』〔ほか〕

著者等紹介

岡本紋弥[オカモトモンヤ]
1952年、東京生まれ。学習院大学経済学部卒。幼少より邦楽の手ほどきを受け、長じて浄瑠璃の一つ「新内」の故岡本文弥に師事、太夫として活躍中。また、放送作家・脚本家としても長年活躍。これまで数多くの番組・舞台を手がけ、文部省教育映画祭優秀作品賞を三回、1999年には文化庁芸術祭賞ドキュメンタリィ番組部門優秀賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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