出版社内容情報
全国に語り継がれる怖くて不思議な話を満載!
北海道から沖縄まで、今なお語り継がれる怖い話・不思議な話を紹介。たたりの井戸、化け猫伝説など、背筋も凍る怪奇ミステリーの数々。
北海道の「呪いの声が響く井戸」、栃木県の「汗をかく阿弥陀像」、福井県の「首なし武者行列」、鳥取県の「しゃべる布団」、佐賀県の「化け猫伝説」……まるでお国自慢でもするかのように、日本全国に残された世にも不思議な伝説・怪談の数々。「そんなことはありえない」と切り捨てるには、その数はあまりに多く、しかも長きにわたり地元の人たちに「事実」として語り継がれている。昔ながらの日本人の暮らしは、そうした「異界」と背中合わせに存在していたといってよいのだろう。
▼本書では、北海道から沖縄まで、各県別にとくにミステリアスな物語を厳選して紹介。ときにドキュメントふうに、ときに小説ふうに、ネタにあわせて書き方を替え、ゾクゾク、ドキドキしながら伝奇紀行を愉しむことができる。手軽に読める「全国・おそろしい話の風土記」。文庫書き下ろし。
●呪いの声が響く祟りの井戸(北海道)
●毒気を放つ那須の殺生石(栃木県)
●長岡城下に出没する妖怪(新潟県)
●家康の血を吸った妖刀・村正(三重県)
●食人鬼の怨念の業火(鳥取県)
●太刀洗古戦場にさまよう霊魂(福岡県) ほか
内容説明
北海道の「呪いの声が響く井戸」、栃木県の「汗をかく阿弥陀像」、福井県の「首なし行列」、鳥取県の「しゃべる布団」、佐賀県の「化け猫」―日本列島をまたにかけ、まるでお国自慢でもするかのように語り継がれる怖い話・不思議な話の数々。本書では、各県ごとにとくにミステリアスな物語を厳選。ゾクゾク、ドキドキしながら伝奇紀行を愉しめる「全国・おそろしい話の風土記」。
目次
第1章 北海道・東北編
第2章 関東編
第3章 中部・北陸編
第4章 関西編
第5章 中国・四国編
第6章 九州編
著者等紹介
平川陽一[ヒラカワヨウイチ]
1946年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文学科卒。光文社カッパ・ブックス編集部を経て、現在、(株)幸運社代表。主に歴史ミステリーの分野で活躍している
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