PHP文庫<br> 「ねばり」と「もろさ」の心理学―逆境に強い人、弱い人

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PHP文庫
「ねばり」と「もろさ」の心理学―逆境に強い人、弱い人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 201p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569576893
  • NDC分類 159
  • Cコード C0112

出版社内容情報

無気力から脱出し、元気を取り戻す考え方。

無力感、絶望感を抱いて、無気力になってしまう傾向のある現代人。そこからの脱出法を説き明かす、元気に生きるためのヒント。

現代人は、ピンチや困難に陥った時「どうせムリ」「そんなことをしても意味がない」と、何もしないうちから諦めてしまいがち。それでは、いざチャンスが目の前に来てもつかむことができないのだ。

▼本書は、「無気力」「おっくう」になる心理的原因を分析し、受身の生き方から活力ある人生に転換させるために、どう考え、何をすればよいのかを提言する。

▼人は失敗によって鍛えられてきた。ならば、失敗ばかりの人生を嘆き、失敗と不幸を結びつけて考えることこそが間違いなのではないか……と著者はいう。そこで「[努力より欲求不満のままが楽]という危険」「理屈屋とは[困難と戦えない人]をいう」「何故[どうせ]が先に出てしまうのか」「無気力空間からの脱出」などの具体例をあげながら、自分の置かれた状況の中で、とにかく出来ることをやってみることの大切さをアドバイス。自信に目覚め、真の幸福をつかむヒントが満載!

▼生きる力と希望が湧いてくる本。


[努力より欲求不満のままの方が楽]という危険 
●理屈屋とは
[困難と戦えない人]をいう 
●何故
[どうせ]が先に出てしまうのか 
●“絶望感”は人生をこれだけ変えてしまう 
●無気力空間からの脱出

内容説明

ピンチや困難に陥った時、「仕方がない」とすぐに諦めてしまう人は、いざチャンスが目の前に来てもつかめない。自分の置かれた状況でとにかく出来ることをやってみる人こそ、自信に目覚め、真の幸福をつかめるのだ…。本書は「無気力」「おっくう」になる心理的原因を分析し、受身の生き方から活力ある人生に転換させるためになすべきことを提言する。生きる力と希望が湧いてくるアドバイス。

目次

努力より欲求不満のままの方が楽という危険
理屈屋とは困難と戦えない人をいう
何故どうせが先に出てしまうのか
“絶望感”は人生をこれだけ変えてしまう
無気力空間からの脱出

著者等紹介

加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を卒業。現在、早稲田大学教授、ハーヴァード大学ライシャウアー研究所特別研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

15
生きていて出会す山ほどの負のイベント。自分自身が死ぬ以外のことは大抵どうにかなる。経験が足りないこどものうちに不安や恐れにうちのめされてしばらく立ち上がれなくなるのは全ての人間が通り過ぎる一種の通過儀礼なのだろうけれど、いい年をこいてもそうしたものを極度に忌避し怯える方々も存在する。人間は結局何度も何度も叩きのめされて痛みに慣れるしかないのだろうし、そうした痛みを安心できる環境で癒せたかどうかで変わってくるのだろう。ねばれる人間なのか。もろい人間なのか。なりたい方を選び今から積み重ねるといい。2022/11/07

ringoringo

5
すぐに諦めてしまう性格でも、理由がわかれば対処する方法がある。何事も諦めずに調べたり探しさえすれば、答えは見付かるようだ。2015/02/14

今井大介

2
プチ絶望感のある今日このごろ...2015/03/10

みぃ

1
人間は無力に生まれてきている以上、生きるために耐えなければならないことが多い。劣等感とは人に対する恐怖心。元々だめな人間なんていない。小さい頃自分の心によく反応してくれた母親がいたかいないかの違い。人生において一度も間違った判断をしないのは人間ではない。困難に際して何時も自分は解決することから逃げてこなかったか、困難に際して自分は人に頼っていなかったか、自分で解決しようとしないで、人に解決してもらおうとしなかったか。そのようなことの積み重ねの中で自分はなにか困難を解決する気力を失ってしまったのではないか。2022/11/03

Melu

1
納得できる部分が多く、読んでいて自分の心の整理ができた。2013/11/15

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