出版社内容情報
意外と気になる「刑法」知識ををやさしく解説。
ふとした行動が法律違反になる? 万が一犯罪の被害者になったら? 知っているようで意外と知らない「刑法」の基本知識を、やさしく解説!
普段の生活においては、縁遠いものと感じられがちな「刑法」。しかし、実は意外と身近なところにこの法律は関わっている。ふとした行動が実は法律に触れていたりということもあるかもしれない。また、社会に起こる事件を理解する上でも、基礎的な知識はふまえておきたいところでもある。
▼例えば、「会社の物を勝手に持ち帰った」「間違って自分の口座に振り込まれたお金を引き出した」「故意でないガス漏れを起こしてしまった」「理由もなく警察官に交番に連れて行かれた」「腹いせに他人の墓を蹴飛ばした」「外国の軍隊とはかって日本に武力攻撃をさせた」など……こういったケースでは実際に法律はどういう判断をするのか、気になるところではないだろうか。
▼本書では、身近によく起こりうる犯罪から国家を揺るがす重大犯罪まで、具体例を挙げつつ役立つ情報を紹介する。さらには「刑法」を理解する上での用語解説やコラムも充実させたためになる一冊である。
●第1章 「日常生活」にみる刑事事件
●第2章 「職場」に氾濫する犯罪の数々
●第3章 「娯楽・恋愛」にひそむ落とし穴
●第4章 こんなときは「訴える勇気」を
●第5章 自分が「加害者」になってしまうとき
●第6章 「刑法用語」の素朴な疑問
内容説明
「刑法」といえば、日常生活から縁遠いものだと思われがち。しかし、ちょっとした行動が実は法にふれていたりとか、または社会で起こる様々な事件を知る上でも、基礎的な知識はふまえておきたいところだ。本書では、身近によく起こる犯罪から国家を揺るがす重大犯罪まで、具体例を挙げて役立つ情報を紹介。「刑法」を理解する上での用語解説やコラムも加えた、ためになる一冊!文庫書き下ろし。
目次
第1章 なにげないその行動も犯罪に!?―「日常生活」にみる刑事事件
第2章 ついつい見過ごされている―「職場」に氾濫する犯罪の数々
第3章 ハメをはずしすぎていないか―「娯楽・恋愛」にひそむ落とし穴
第4章 自分の身は法律で守る―こんなときは「訴える勇気」を
第5章 そんなつもりがなくても…―自分が「加害者」になってしまうとき
第6章 そうだったのか!―「刑法用語」の素朴な疑問
著者等紹介
水津正臣[スイズマサオミ]
1944年、山口県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、金沢で弁護士業をはじめる。1978年より東京に移り、現在、東京弁護士会に所属。1997年度、日弁連常務理事を務める
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