出版社内容情報
謎とロマンに満ちた宇宙の真の姿を紹介!
宇宙は現在、どこまで解明されているのか――宇宙の創生論から惑星・星座等の「宇宙地図」を示しつつ、謎とロマンに満ちた宇宙の姿を紹介。
昨年冬、世界的なニュースとなった「しし座流星群」の話題は、宇宙熱が我々に広く浸透している事実を印象づけた。
▼「宇宙はいつ創生したか?」「ブラックホールの正体は?」「宇宙人は実在するか?」。宇宙科学研究所が一般向けに開校する宇宙学校の校長である著者によれば、上記三つが宇宙ファン最大の関心事だそうだ。最近では、「宇宙旅行に行ける時代はいつ来るか?」がさらに加わったという。
▼そんな宇宙ファン共通の四大関心事に、ユーモア感覚溢れるユニークな表現と適切な事例の引用で、平易に答えてくれるのが、類似書に見られない本書の特長だ。
▼例えば、宇宙の構造が有限であり無限でもあるという難解なテーマには、紙を丸めたボールの平面上を歩くアリの姿を引き合いに出す。歩けども端にはたどり着けないアリにとっては無限と感じられるが、離れた次元から見ればボールの世界にも限りがあるといった具合だ。
▼難解な疑問もスッキリ解決の必読書。
●第1章 のぞいてみよう 宇宙の始まりと果て
●第2章 つかんだ! ブラックホールの正体
●第3章 来た! 宇宙人に出会える日
●第4章 飛翔の時 宇宙観光の時代へ
内容説明
「宇宙はいつ創生したのか?」「ブラックホールの正体とは?」「宇宙人は本当に存在するのか!?」「宇宙観光時代がやってくる!?」…宇宙に関心のある人なら誰もが知りたいと思う共通の謎がある。本書は宇宙ファンの好奇心を熟知している著者が、宇宙の謎について大人から子供までが理解できるよう、独自のユーモア感覚溢れる表現で平易に解説した、ユニークな宇宙論入門書である。
目次
第1章 のぞいてみよう宇宙の始まりと果て(現在の宇宙のすがた;宇宙はどのようにして始まったのか ほか)
第2章 つかんだ!ブラックホールの正体(それはアインシュタインとシュヴァルツシルトから始まった;白色矮星軽い星の夢まぼろし ほか)
第3章 来た!宇宙人に出会える日(私たちの太陽系に生命はいるのか;むかしむかし、人々が夢見た宇宙人 ほか)
第4章 飛翔の時宇宙観光の時代へ(宇宙往還機の系譜をひもとく;スペースシャトルをとりまくウラ話 ほか)
著者等紹介
的川泰宣[マトガワヤスノリ]
1942年、広島県生まれ。1965年、東京大学工学部卒業。文部科学省宇宙科学研究所教授、鹿児島宇宙空間観測所長。工学博士。システム工学と軌道工学が専門
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