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PHP文庫
大阪人と日本人―マナーから人生観まで、違いのすべてを徹底検証

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569575414
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0130

出版社内容情報

外国人とも思える個性的な大阪人を徹底分析。

なにかと個性が強い大阪人。大阪人はひょっとして外国人では? 慣習やマナーから価値観、人生観まで、その個性の源を徹底分析する。

「イラチで緩速歩行恐怖症」「権威嫌いの目立ちたがり」「愚太郎亭主にしっかり者女房」「学歴無視だが教育熱心」「美学より実利」……大阪人はどうも一般的日本人の気質とは違うようである。ひょっとして大阪人は外国人? 本書はこの疑問から生まれた。著者の藤本義一氏は自身を「大阪国籍」で生きていると言い、丹波元氏は「日系大阪人」であると理解すれば納得でき、「治外法権」的な土地と表現する。そんな大阪と大阪人を、本書は慣習やマナーから、価値観・人生観にいたるまで、一般的日本人(その代表は東京人)と徹底比較し、分析するものである。

▼構成は「性格・タイプ」「ビジネス・金銭感覚」「言語感覚」「男と女」「食文化」「人生観と価値観」「風俗と文化」の七章立て。それぞれに歴史的な背景から、今日のさまざまな生活データを分析し、比較論を展開している。読んで楽しく、またビジネスや転勤等にも生かせる、大阪研究の決定版である。

●第1章 こんなに違う性格・タイプ 
●第2章 こんなに違うビジネス・金銭感覚 
●第3章 こんなに違う言語感覚 
●第4章 こんなに違う男と女 
●第5章 ここまで違う食文化 
●第6章 こんなに違う人生観と価値観 
●第7章 こんなに違う風俗と文化 

内容説明

“イラチで緩速歩行恐怖症”“権威嫌いの目立ちたがり”“学歴無視だが教育熱心”“美学より実利”…大阪人はどうも一般的日本人の気質とは違うようである。大阪人はひょっとして外国人?―ちゃいます、「日系大阪人」だす!?本書は慣習やマナーから価値観・人生観にいたるまで、大阪人が「日系大阪人」たる所以を徹底検証。ビジネスや転勤等にも活かせる大阪研究の決定版。

目次

第1章 こんなに違う性格・タイプ
第2章 こんなに違うビジネス・金銭感覚
第3章 こんなに違う言語感覚
第4章 こんなに違う男と女
第5章 ここまで違う食文化
第6章 こんなに違う人生観と価値観
第7章 こんなに違う風俗と文化

著者等紹介

藤本義一[フジモトギイチ]
1933年、大阪生まれ。大学在学中からラジオ・テレビドラマの脚本、舞台台本を手がけ、67年『つばくろの歌』で芸術祭戯曲部門の文部大臣賞を受賞。74年『鬼の詩』で第71回直木賞受賞。歴史、教育、文化、風俗など幅広い分野で執筆活動を行う

丹波元[タンバハジメ]
1942年、大阪生まれ。放送作家として約25年間、膨大な数の構成番組を手がける。94年、『死出の鐔』で第6回自由都市文学賞(堺市主催)を受賞。以来、本格的に小説を執筆。著書に『芹沢鴨・死出の鐔』『風聞』『お上にたてつき候』がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4fdo4

8
雑学程度に軽く読めるかと思ったのが 著者の文章が読みにくくてイライラする もっと、さらりと読める内容ならよかった。2019/04/14

はかり

8
著者の藤本義一は懐かしい。大阪人は日本人ではない、ラテン系だとは彼の説。日系大阪人という観点は面白い。内容は大半知っていることだったが、東京で有名な蕎麦屋「砂場」のルーツが大阪だというのは知らなかった。2016/09/24

Aida

6
大阪人はなんかほかの地域の日本人に嫌われてしまう気がするけど、なかなか面白い人間じゃないか。2014/05/04

Satoshi Kitazawa

1
大阪出身の2人が書いた比較文化の本。数字がたくさん出てきて面白い。当然大阪贔屓な分析になっていて、大阪出身の僕はたいへん楽しく読ませてもらいました。2023/07/09

ゆっち

1
10年以上前の本ながら、今よんでも面白い。大阪人の大阪人たる所以を様々な角度から検証した内容で、説得力があった。中でも個人的には「大阪人は「三ずの川」を渡らない」というのは面白い例えだと思った。あの"三途の川"ではなく、「3つのべからず」のことである。「金貸さず」「役就かず」「印鑑(はん)せず」。つまり「お金は貸すな」、「無料奉仕の役職には就くな」、「連帯保証人にはなるな」ということであった。 何かにつけてまた読んでみたい。2014/08/14

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